ウイスキー

“知多”ってどんなウイスキー?【解説します】

こんにちはminaraiです。

最近のジャパニーズウイスキーは、需要の高まりから価格高騰や流通不足など、嬉しくも少し悲しい市場状況かなと感じています。

ただ一方で、新たな銘柄・ブランドもどんどん作られていて、店頭でも多くのジャパニーズが並んでいますよね。

そこで今日は、最近居酒屋などでもよく見られるようになってきた、ウイスキー“知多”について解説していきたいと思います😌

パッケージの和紙デザインが“山崎”や“白州”と似ていて、同じシリーズ?と思う人も結構見受けられるので、その辺も含めて書いていきますね!

知多ってどんなウイスキー?

知多は知多蒸溜所で作られる、ジャパニーズウイスキー・シングルグレーンウイスキーです。サントリー公式のコンセプトムービーでは、チーフブレンダーのアツい想いも語られていて、知多の理解を深めることもさることながら、とにかく感動しちゃいます😌

このムービーすごく良いなあ…

ちなみに知多の由来は愛知県知多市から来ています。

ジャパニーズウイスキーとグレーンウイスキー

ジャパニーズウイスキーは大きく分けて2つに分かれます。

タイプ 原料 蒸留法 ウイスキー例
モルトウイスキー 大麦麦芽 単式蒸溜2回 山崎、白州など
グレーンウイスキー トウモロコシ、大麦麦芽 連続式 知多など

大別するとこの2種類になって、知多はグレーンウイスキーになります。山崎や白州はモルトウイスキーなので、原料の段階で違うウイスキーということになります。

 

グレーンウイスキーの特徴をまとめると、

・トウモロコシなどの穀類を主原料としたもの

・連続式蒸溜機で蒸溜したもの

・樽で熟成させたもの

ですね。

それから、グレーンウイスキーはモルトウイスキーとともに、主としてブレンデッドウイスキーのブレンド原料に使用されるので、「縁の下の力持ち」的な役割のウイスキーでもあります。

ブレンデッドの場合、30種程度のモルトに対して3種程度のグレーンをブレンドするので、グレーンウイスキーはメインではなく、どちらかというと脇役的なウイスキーと覚えていただいて良いと思います。

世界に類を見ない多彩なグレーン原酒

知多蒸溜所では、グレーン原酒を3つに分けて作り分けを行なっていて、これって世界的に見ても本当に珍しいんですよね。

この作り分けで、複雑なんだけど、まとまったグレーンが作られています。

・ヘビータイプ原酒:穀物様の香りだちが強く、味わい豊か

・ミディアムタイプ原酒:マイルドな口あたりで、穀物由来の旨み

・クリーンタイプ原酒:ピュアでクリーン、ほのかな甘さ

(※サントリー公式サイトより引用)

技術とこだわりが群を抜いています😌

実際に飲んでみた

ということで実際に飲んでみたいと思います。

こちらが知多。白いラベルには日本伝統の和紙が使用されています。素敵ですよね。

 

こちらが裏面。

 

しっかりと味わうためにオン・ザ・ロックダブルでいただきます。

「飲んだ感想」

銘 柄 サントリーウイスキー知多(アルコール度数:43)
タイプ グレーン
香 り 甘いバニラとバーボンを感じる爽やかな香り
なめらかで、蜂蜜のような甘さと若干の辛さ、それでいてフルーティー
余 韻 短めで華やか

かなり好きなウイスキーです。グレーンウイスキーでここまで完成度が高く美味しいものにはなかなか出会えません。

縁の下の力持ちどころか、主役でも遜色ない素晴らしいウイスキーだと思います!!

その他オススメの飲み方

サントリー知多の公式ページでも紹介されていますが、サントリー知多はハイボールで花開く、その名も「風香るハイボール」

一番のおすすめはハイボールですね🤤

おわりに

本日はサントリーウイスキー“知多”を紹介させていただきました。グレーンウイスキーの中ではトップクラスに美味しいです。

特にハイボール好きであれば、一度は「風香るハイボール」を試してみてくださいね。食事にも抜群に合うと思いますよ!

 

ということで今日はこの辺で!いつも読んでいただきありがとうございます。

 

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