みならいです!
今回紹介するのは、つくばブルワリーさんの“弁慶七戻りRED IPA”!
つくばブルワリーさんといえば、今年の春に新醸造所が完成し、いま注目を集めているブルワリー。
ビールは、これまで何本かいただいたことがありますが、単体で紹介するのは今回が初めてです!
“弁慶七戻りRED IPA”は、1年で最も月夜が美しい、9月のおすすめとしても紹介されている一本で、特徴は、ベリーと柑橘の香り、苦味、モルト感とのこと。
(個人的には、バーブルージュホップ由来のベリーのニュアンスに注目しています。)
どのくらいイチゴやベリーの爽やかな香りが楽しめるのか、今宵は、そのあたりにも着目しながら、レビューをお届けしていければと思います。
参考になれば嬉しいです!
つくばブルワリー“弁慶七戻りRED IPA”の概要
概要です!

筑波山麓の自然水と茨城県産モルトを使用
MOSAIC×Barbe Rougeの狂宴で、ベリーと柑橘の爽やかなアロマ、心地いいホップの苦味、モルトを感じるコクのある飲み口に仕上げました。
液温が上がると、より芳醇な香りが楽しめます。
筑波山にある奇岩で、古来から「石門」といわれ、聖と俗を分ける門と考えられていました。
頭上の岩が今にも落ちそうで弁慶もたじろぎ、七戻りしたといわれている伝説から名を冠したRED IPA
((参考)これが筑波山の女体山の登山道にある奇岩↓↓↓)


○ 原材料:麦芽(外国製造又は国内製造)、ホップ、酵母、キヌア
○ 使用ホップ:モザイク、バーブルージュ
○ スタイル:レッドIPA
○ 度数:7%
○ 内容量:355ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・モザイク(アメリカ):タンジェリン、パパイヤなど
・バーブルージュ(フランス):イチゴ、ラズベリーなど
実際に飲んでいきたいと思います!
つくばブルワリー“弁慶七戻りRED IPA”の香り
まずはグラスへ〜!
グラスに注ぐと、色は綺麗なアンバー。
まさに琥珀色の宝石のような、赤みがかった色合いです。

グラスに鼻を近づけてみると、モザイクのオレンジ・タンジェリン感と、バーブルージュのベリーの香りが合わさって、ギュッと詰まったようなアロマ!
爽やかな柑橘が広がって、少し複雑な果実香。
温度が上がると、イチゴ・ベリーのニュアンスがゆっくりと前に出てきます!
つくばブルワリー“弁慶七戻りRED IPA”の味
お次に一口!

・・・
おぉぉ!とっても美味しい!!
色とは裏腹に、一口飲むとモザイクの特徴(柑橘香)が良く効いたIPA!
飲みやすくて、スイスイ飲めてしまう〜!!
改めて、大きく一口。
口に含むと、ベリー、タンジェリン、オレンジ、グレフルのような香りが鼻の奥まで到達。
ボディはミディアム、ガスボリュームは若干弱めの設計。
喉を通ると、柑橘の香りを鼻に残して、優しい苦味と、これまた優しいモルトの甘みを感じながらのフィニッシュ!
苦味も程よく、モルトのボディも程よい感じで、全体のバランスがとても良いです。
飲んでいると、不思議と後を引く味で、次々と飲んでしまう飲みやすさ。
最後は、モルトの旨みをしっかり感じれて、柑橘とモルトの両方をバランスよく楽しめるIPA。
温度が上がるにつれ、モルトの甘み・ベリー感の融合を楽しめる印象で、度数が7%とは思えないくらいスッキリしていて美味しかった〜。
モザイクとバーブルージュ、各々が調和しながら、特徴がしっかり出ていてすごく面白かったです!
ご縁あれば、是非飲んでみてほしいです!