みならいです!
今回紹介するのは、和歌山有田川町 ノムクラフトさんと、千葉南房総 海岸醸造さんのコラボ作品となる“アイスブレーカー”!
2025年1月に登場した一本で、スタイルはウエストコーストピルスナー!
ノムクラフトのピルスナーをベースにしつつ、ウエストコーストIPAのアクセントを加えた一本ということで、ピルスナーのモルトのある土台と、ホッピーさの両面を楽しめそうなビールになってます!
特徴は、飲みやすさと、ダンク感、シトラスフルーティーなアロマ・フレーバーとのことで、今回もかなり面白いビールを紹介できそう〜
今宵も実際に飲みながらレビューをお届けしていきたいと思います。
参考になれば嬉しいです!
ノムクラフト×海岸醸造 “アイスブレーカー”の概要
概要です!


○ 原材料名:麦芽(ドイツ製造)、ホップ / カラギナン
○ 使用ホップ:アロラ、コロンブス、シムコー、オーラム、シムコーダイナブースト
(※ダイナブーストは、ワールプール用のホップエキスのこと)
○ スタイル:ウエストコーストピルスナー
○ IBU:39
○ 度数:4.5%
○ 内容量:350ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・アロラ(アメリカ):桃、ゆず、スイートメロン、アプリコットなど
・コロンブス(アメリカ):柑橘、ブラックペッパー、シトラスなど
・シムコー(アメリカ):パッションフルーツ、松など
・オーラム(ドイツ):シトラスなど
↑↑↑ 今回使用されているアロラホップは、新しい品種!
日本でいち早く採用したのは、ノムクラフトさん。
僕も初めて体験するホップで、すごく楽しみです!

ビアコンセプト(ストーリー)!
ビーチボーイズの海岸醸造が帰ってきました。千葉は南房総市から和歌山は有田川まで、海岸沿いをロングドライブしてやってきました。
僕たちが今回こんな真冬に集まったのは、他でもない冷たくなったビーチから暖かい雰囲気を取り戻したかったからだ。
お互いに最近気に入っているサブスタイルのひとつがウェストコースト・ピルスということで、このビールで冬の寒さを取り除くことに。
このスタイルは基本的にはホッピーなピルスだが、僕たちのお気に入りは、ベースがピルスナーで、ウエストコースト・IPAのアクセントを加えるものだ。
ノムクラフトのピルスナーをベースに、ワールプールとドライホップでガツンとフレーバーを加えることにした。
さあ、クラッシャブルな一杯が完成したよ。とっても飲みやすいが、少しダンクでシトラスフルーティーだ。Cheers Kaigan Beach Boys!
(ノムクラフト公式インスタグラムページから引用)
実際に飲んでいきたいと思います!
ノムクラフト×海岸醸造 “アイスブレーカー”の香り
まずはグラスへ!
色はクリアで綺麗なゴールド!
ホップに由来する若干のニゴりも。

グラスに鼻を近づけると、爽やかな柑橘香!
レモン、柚子、シトラス、ほんのり松っぽさ。
軽快なアロマで、凄くリフレッシング!
美味しそう〜・・!
ノムクラフト×海岸醸造 “アイスブレーカー”の味
お次に一口!

・・・
おぉぉ、、、うんまい!!!
これは凄いですね・・
しっかりしたモルトの甘みを感じるベースの上に、様々な柑橘が乗っている構成。
ラガーの爽快さを基本としながらも、ホップの豊かな柑橘を全開に感じれるアロマ・フレーバー!
めちゃくちゃ美味しいです!!
改めて一口。
・・
大きく含むと、鼻の奥に、レモン、花、シトラス、オレンジなどの香りが抜けていきます。
オレンジ感が強い印象。
ボディはミディアム、ガスはやや強めです。
喉を通ると、爽快な喉越しを感じつつ、穏やかな苦味がじんわりと。
口と鼻の中いっぱいに広がった爽やかな柑橘を感じながら、ゆっくりと余韻へ。
最後は、モルトの甘み・穀物を感じる芳ばしいラストです。
(穏やかな苦味は、比較的長く残ります。)
全体としてはハイレベルなピルスナーがベースで、そこに素晴らしいホップの香りの数々がしっかり入っている印象。
アロラの香りもあって、これまで経験したことのない柑橘香を感じれました。
(柚子やアプリコットのようなニュアンスも見え隠れ。)
美味しさについては、もはや説明不要ですが、個人的に知見も高まる一本でした。
ノムクラフトさん、海岸醸造さんに今後も注目です!