みならいです!
今回紹介するのは、銚子ビールさんの“犬吠BLACK IPA”!!
(元々はリミテッドブラックIPAだった名称が、昨年に変更されています。)
前回紹介した犬吠WHITE IPAと同様、日本財団 海と日本プロジェクトさんとのコラボビール。
ブラックIPAといえば、一般的にはポーターやスタウトのようなロースト香があって、そこにIPAの苦味などがミックスされたスタイルです。
(最近は国内でも同スタイルを作っているブルワリーさんが増えてきていますね〜!)
ワールドビアアワード(イギリス)2022で金賞、インターナショナルビアカップ(国内)2021で銀賞を受賞した実績もある一本。
今宵も実際に飲みながら、レビューをお届けしていきたいと思います!
(銚子ビールさんのフラッグシップ“銚子エール”のレビューもどうぞ!)
犬吠BLACK IPAの概要
概要です!
○ 原材料:麦芽(ドイツ製造)、ホップ、オリーブオイル
○ 使用ホップ(香りの特徴):シトラ(グレフル、メロン、ライムなど)、モトゥエカ(メロン、トロピカルフルーツなど)、アラミス(スパイス、草など)、アポロ(グレフル、ライムなど)
○ スタイル:ブラックIPA
○ IBU:66
○ 度数:6.5%
○ 内容量:330ml
【ビアスタイル ブラックIPAとは?】
IPAの派生スタイル。
一般的には、黒ビールのロースト香とIPAの苦味が合わさっているようなフレーバーが特徴。
ビアコンセプト〜。
ローストされた香ばしい麦芽と柑橘ホップの香りのコントラストが特徴です。ボディは比較的軽めで、真の通った苦味が味わいを引き締めてくれてます。(銚子チアーズ公式サイトから引用)
早速、飲んでいきたいと思います。
犬吠BLACK IPAの香り
まずはグラスへ。
色は黒かな?と思いきや、チョコレートのようなダークブラウン。
若干赤みがかってます。
香りを確認〜!
・・・
むははは!見事にモルトとホップの香りがミックス。
鼻を近づけた瞬間、シトラのようなトロピカルな柑橘香。
・・・と思ったのも束の間、今度は甘くて芳醇なロースト香!(ポーター・スタウトのあの香りです。)
交互に香ったり、ロースト香だけになったり、香りの変化がすごく面白い〜!
犬吠BLACK IPAの味
お次に一口。
ごく、もにゅもにゅ。。。
・・・
あ〜、うまい!!
香りと味が複雑に絡み合っててすごい!
(バンドで例えるなら、ギター3人、ダブルベースみたいな感じ。)
ボディはミディアム。
口に含むと、まずはトロピカル系の柑橘が鼻の奥までシューっと抜けます。
そこから柔らかい甘味と酸味が口の中に充満。
でもって、ロースト香と苦味は終盤にかけてきますね〜。
喉を通った後に芳醇で香ばしいローストと、苦味がジンワリと長めに残ります。
苦味が引き締めるという表現はまさにそうで、最後に全てをまとめてくれる印象を持ちました!
濃色モルトを使用しているので、色は黒いですが、全体的な香り・味わいは柑橘弾けるIPA。
しっかりとコントラストが効いた美味しい一本でした!
ご縁あれば是非にです!
ビール/クラフト(千葉県) 銚子ビール 犬吠 Black IPA 330ml
(この記事で使用しているグラス↓↓↓)