お酒の知識

生ビールと缶ビールは違う?【分かりやすく解説!】

こんにちはminaraiです!

さて、今回は生ビールと缶ビールは違うのか?という疑問について解説したいと思います!

minarai
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生ビールとはそもそも何を指すのか?ということも含めてシンプルに解説したいと思うので、参考にしていただけたら嬉しいです!

生ビールと缶ビールは違う?

結論から書くと、

・缶ビールであっても生ビールは存在する!

です。

一つずつ解説していきます。

そもそもビールとは何か

ビールの定義は国々で異なりますが、広く捉えれば、主に原料に醸造したアルコール飲料の一種のことで、日本の場合は「酒税法」によって定義がされています。

【酒税法第3条第12号】

十二 ビール 次に掲げる酒類でアルコール分が二十度未満のものをいう。

イ 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの
ロ 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中麦芽の重量がホップ及び水以外の原料の重量の合計の百分の五十以上のものであり、かつ、その原料中政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五を超えないものに限る。)
ハ イ又はロに掲げる酒類にホップ又は政令で定める物品を加えて発酵させたもの(その原料中麦芽の重量がホップ及び水以外の原料の重量の合計の百分の五十以上のものであり、かつ、その原料中政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五を超えないものに限る。)
 

要約すると、アルコール分が20度未満で、麦芽やホップなどの原材料を発酵させたものがビールということです

minarai
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世界の中では、アルコール分が60度を超えるビールなどもありますが、“日本の法律上はビールではない”という位置付けですね!

生ビールとは何か

では、ビールでも“生”ビールの“生”とは何なのか?

これは、ビールの製造(ろ過・熱処理工程)において“非熱処理ビール”か否かの違いです。

・非熱処理ビール ➡︎ 生ビール

・熱処理ビール ➡︎ 生ビールではない

となります。

なので、缶ビールであっても“非熱処理”と記載されていれば生ビール。

逆に記載されていなければ、生ビールではないです。

 

ちなみに、スーパーに売っている大手のラガービールは、ほとんどが非熱処理ビール。

ただし、写真のようにパッケージに“熱処理”と記載されたビールもあるので、その場合は生ビールではないということになります。

コラム:ビールのちょっと面白い話

ということで解説は以上になりますが、今回は、ビールにまつわるちょっと面白い話をして終わりにしたいと思います。

よく“お酒の席は人付き合いを円滑にする”と言われますが、これを証明した研究結果のお話。

過去にサッポロビール(株)価値創造フロンティア研究所と、広島国際大学の共同研究で30人以上のモニターテスト(目をつぶりグラスに注いだビールの香りを2分間かいで脳波を測定)を行なったところ、リラックスした時に発生するα波が確認された。

また、ビール特有の香りのホップなどの香りが際立つビールほどリラックス度が高まることも分かった。

というもの。

minarai
minarai
ビールがリラックス効果を生み出すのって凄く面白いですよね。お酒の席でコミュニケーションが円滑になるのは、科学的にも証明されてるみたいです!

まとめ

今回の記事のまとめです。

記事のまとめ

・生ビールとは“非熱処理ビール”のこと

・缶ビールでも、非熱処理ビールであれば生ビール

・ビールがリラックス効果を生むことは、科学的にも証明されている

でした。

 

この記事が、少しでもあなたの参考になったなら嬉しいです。

では、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

またね〜!

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