みならいです!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
ビール講座の第6話ということで、前回第5話の黒ビールの話題に続いて、今回は“白ビール”について解説していきたいと思います。
白ビールとは何なのか?なぜ白と言われるのか?・・
この辺りのことを書いてみます!
参考になれば嬉しいです!
白ビールとはどんなビールを指すのか?
そもそも白ビール(ホワイトビール)とはなんぞや?ということですが、結論から書くと、
「小麦あるいは小麦麦芽を多く使用しているビールの総称」のことです。
ビールは主に大麦麦芽を用いて醸造されますが、それ以外の原料として、小麦麦芽などを使用して作っているものを、いわゆる白ビール(ホワイトビール)と言ってるんですね。
白ビールに使用される小麦は、タンパク質を多く含むので、主な特徴としては、若干の色の濁りや独特の酸味、軽い口当たりなど。
ちなみに白ビールのスタイルは、各発祥国などで分岐していますが、基本的には上面発酵(エール)で作られるのが一般的です。
なぜ白ビールと言われるのか?
ではなぜ白ビールと言われるのか?
白ビールと言われるビールを見ても、正直白くないし、むしろ黄金色だったりします。笑
これは歴史が関係していて、通説によれば、19世紀頃までのエールビールは、濃色で黒っぽいビールが主流。そんな中、研究を重ねて誕生したのが、現代でいう白ビール。
色は薄いし、タンパク質で白っぽい濁りもある。
こんなところから、白ビールと呼ばれるきっかけになった、、と言われています。
歴史からきた“白”という呼び名。
確かに若干色が薄かったり、濁っていたりするので、分からなくもないけど、正直少しややこしいです。笑
白ビールの種類は?
そんな白ビールは、主流なスタイルに区分すると、大きく2つに分かれます。
1つ目は、南ドイツ発祥のスタイル、ヴァイツェン(上面発酵)!!
【主な特徴】
ヴァイツェンはドイツ語で小麦の意味。
原料に50%以上の小麦麦芽を使用して作られる。
豊かな泡持ち、若干の濁り、酵母由来のバナナのようなエステル香。
苦味が少なくて柔らかい味、なめらかな口当たり。
(国内ヴァイツェンの代表例!)
2つ目は、ベルギー(ヒューガルデン村)発祥のスタイル、ベルジャンホワイト(上面発酵)!!
小麦と大麦麦芽を使用して作られる。
オレンジピールとコリアンダーを使用。
優しい独自の風味、爽やかで軽い。
(ヒューガルデンホワイトが代名詞!)
と、こんな感じ。
(厳密にいうと、スタイルはまだ細分化されますが、)大きくはこの二つになりますので、これだけを知っておけば、白ビール全般を楽しめます!
ということで、今回は白ビールについて解説させていただきました。
少しでも参考になれば幸いです。
では、また次回お会いしましょう〜!