みならいです!
今回紹介するのは、栃木県うしとらブルワリーさんの“三十苦”!
(うしとらさんのビールをこのブログで紹介するのは、意外にも今回が初めて。)
うしとらさんといえば、もはや説明不要かもですが、2014年に下北沢のビアバーうしとらさんが、栃木県下野市にクラフトビール醸造所を設立したところから始まります。
(様々なスタイルを作られていますが、個人的には特にIPAが美味しいブルワリーという印象。)
でもって今回の三十苦は、モザイクとアイダホ7でドライホップされたトリプルIPA。
度数10%、IBU100という数字を見ただけでもどっしり重そうな一本です!
(ラーメンで例えるなら濃厚豚骨ですね。めちゃくちゃ楽しみ〜!)
今宵も実際に飲みながらレビューをお届けしていきたいと思います。
参考になれば嬉しいです!
うしとらブルワリー “三十苦”の概要
概要です!
○ 原材料:麦芽(カナダ製造)、糖類、ホップ、オレンジピール
○ 使用ホップ:モザイク、アイダホ7
○ スタイル:トリプルIPA
○ 度数:10%
○ IBU:100
○ 内容量:365ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・モザイク(アメリカ):タンジェリン、パパイヤ、ベリーなど
・アイダホ7(アメリカ):トロピカルフルーツ、シトラス、フローラルなど
ビアコンセプト〜!
三倍ホップの十%の苦いビールです!飲みごたえ抜群のトリプルIPAを造りました!アルコール分10%・IBU 100で刺激的な味わいです。
MosaicとIdaho7でドライホッピングをして円熟したトロピカルフルーツのような風味を溶け込ませ、ジューシーかつクリーンに仕上げました!
IBUは高いですがエグさや渋さは極力減らしてキレイに整った苦味になっております。
大量のモルトに加えて有機砂糖も添加し、アルコール感とホップの苦味もどちらも強烈に感じることができます。
味わいは濃ゆいけどスルスルと飲めてしまい、そのため気が付いたら酔いが回っているアブナイやつです!毎日飲みたくなる飽きのこなさとヤミツキさを兼ね備えております。
うしとららしい味わいのトリプルIPA、飲みすぎて二日酔いならぬ三十日酔いにならないよう気を付けてください!
(うしとらブルワリー公式オンラインショップページから引用)
どっしりとしたIPAを想像・・
(うまそう〜!)
実際に飲んでいきたいと思います!
うしとらブルワリー “三十苦”の香り
まずはグラスへ。
色はライトアンバーなブラウン。
色だけでも重そうなニュアンスが伝わってきますね。
香りを確認・・・
・・
あぁ〜、トロピカルフルーツのいい香り!
タンジェリン、パパイヤ、トロピカルフルーツ全開なアロマ。
アルコール臭は全く感じないです!
糖類添加もあって、フルーティーで甘いニュアンスの香り。
うしとらブルワリー “三十苦”の味
お次に一口。
・・・
おぉ〜、やはり予想通りのドッシリ!!
そしてめちゃくちゃ苦い!w
いやはや、こういったフレーバーで、ここまで綺麗で強い苦味を残しているIPAは正直初めて!
すごく美味しいです!
(これは、、本当にうまい!!)
改めて一口。
・・
口に含むと、トロピカルな香りが鼻の奥に抜けていって、甘味を感じます。
そこからジワリジワリと迫ってくる苦味。
喉を通ると一気に苦味が強襲!!
かなり強烈な苦味〜。
・・なんだけど!
重いボディ、甘味と相まって、この強めの苦味のおかげで全体的にスッキリして、すごく飲みやすい仕上がりになってます。
10%にもなるビールだと比重が重くなるので、基本的には甘い味わいになります。
加えて、トリプルIPAとかになると、糖類調整も入って、かなりドッシリした甘い味わい・・という仕上がりのものが多いんですが、三十苦さんはそれとは異なってます。
重くて甘いんだけど、洗練されたシャープな苦味とのバランスが凄く良くて、本当に10%?と疑いたくなるような飲みやすさ。
アルコール臭も全然ないし、余韻ではモルトの旨味も楽しめます!
正直、技術的にも凄くハイレベルなIPAに感じました。
飲んでいてシンプルに美味しいし、面白さも感じます。
一度是非飲んでみてほしい一本です!
✔︎ 三十苦は、うしとらさんの公式オンラインショップで購入できます!