みならいです!
今回紹介するのは、京都醸造さんの“黒潮の如く”!
ベルジャン酵母が使用された、京都醸造さんの定番ラインナップの一つで、スタイルはベルジャンスタウト。
「黒ビールの常識を変える」と銘打った一本で、特徴は、ロースト感、ダークチョコのような香ばしさ、フルーツ感、ドライさなど。
(どんな部分が一般的な“黒(ポーター、スタウト)”と違うのか・・。楽しみですね!)
今宵は、このあたりの特徴を意識しながらレビューをお届けしていきたいと思います!
参考になれば嬉しいです。
京都醸造 “黒潮の如く”の概要
概要です!
「黒ビールは苦手」
そんな方にこそおすすめしたい私たちの黒ビール「黒潮の如く」。
ダークチョコを思わせる深い香ばしさとベルギー酵母が醸すダークフルーツのような味わい、そしてドライな喉ごしが特徴。
まさに黒ビールの常識を変える黒です。
○ 原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ
○ 使用ホップ:メルクール、スティリアン ゴールディング
○ スタイル:ベルジャン スタウト
○ 度数:6%
○ IBU:35
○ 内容量:350ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・メルクール(ドイツ):柑橘、ミント、パイナップルなど
・スティリアン ゴールディング(スロベニア):レモン、ライム、フローラルなど
コンセプトなど!
【味わいの特徴】黒色麦芽由来のロースト感とベルジャン酵母由来のフルーツ感がうまくまとまっていて、アルコール度数を上回る深い味わいでしっかり満足してもらえるスタウトです。
【相性の良い食事】バニラアイスクリーム、小倉トースト
【名前の由来】世界最強の海流「黒潮」は、別名を日本海流とも呼ばれ、日本の太平洋岸に沿って南から北に流れ、やがて北太平洋へとつながっていき、そしてまた元の場所に黒潮として戻ってくる流れを形作っています。ネーミングは単に色を想起させるだけではなく、この海流の流れそのものがちょうど今のクラフトビールの世界的な潮流を思い起こさせるところがあることから、『黒潮の如く』としました。
【醸造家の声】日本ではなぜだか黒いビールに対する関心が低いようです。スタウト、ポーター、ダークラガーなど黒い色をしたビールは数種類あるのに、残念なことに全部が「黒ビール」と一括りにされてしまっていることからも、それがうかがい知れます。こういったビールは、実のところみんなが慣れ親しんでいるコーヒーやチョコのような味わいを持っているのに!ということで、そんなイメージを覆してみたいと考えて、「黒潮の如く」を作りました。
(京都醸造公式オンラインショップから引用)
まとまりの良い深い味わいで、満足できるスタウト・・
いやはや、楽しみすぎます!
京都醸造 “黒潮の如く”の香り
まずはグラスへ!
色は深みのあるブラック。
キメの細かい泡がとっても綺麗。
グラスに鼻を近づけてみると、コーヒー、チョコレート、バニラ、カカオ、ちょっぴりロースト香。
甘くて、深みのあるアロマです。
心がほどけていく優しい香り。
ずっと嗅いでられますね笑
京都醸造 “黒潮の如く”の味
お次に一口!
・・・
おぉぉ!フルーティー!!
酵母由来のフルーツ感、飲んだ瞬間これが印象的です。
(普通の黒(ポーター、スタウト)とは異なり、ベルジャン酵母が凄く爽やかなフルーティーさを出してくれてます!)
全体のバランスが良くて、凄く飲みやすい味わい!
改めて大きく一口含んでみると、酸味とダークチョコのニュアンスが鼻に抜けていきます。
ボディはミディアム。
ガスはボリュームは凄く少なめ。
喉を通ると、レモン、ライム、柑橘のようなフルーティーさを感じて、凄くさっぱりした味わい。
ロースト香とのバランスが絶妙です。
まったりした甘みはあまり感じず、フルーティー&ロースト香が特徴的な一本!
最後は比較的ドライで、さっぱり。
苦味はじんわりと、最後までゆっくり残る印象です。
全体のバランスが良くて、とにかく飲みやすいスタウトでした。
(確かにこんなに飲みやすいスタウト、みんな飲んだことないのでは?)
苦味・深みもあって、飲みやすい大人の黒というイメージ。
とっても美味しいです!
ご縁あれば、是非一度飲んでみてください!
【参考】京都醸造公式オンラインショップ(←黒潮の如くはこちらから購入できます)