みならいです!
今回紹介するのは、東京都目白、インクホーンブルーイングさんの“BABY RAPTOR”!!
過去にも複数回登場しているベイビーラプターですが、今回は、シトラとネクタロンの2つのホップが使用されているヘイジーIPA!
(ちなみに、ベイビーラプターの初登場は、2022年12月です。)
個人的な注目は、ネクタロンがもたらすグレフル・パッションフルーツ感。
ニュージーランド産の新しい品種で、2020年頃から一般公開されているホップです。
(このブログで書くのも初めて〜!)
ヘイジーが特に美味い(上手い)インクホーンさんなので、期待しかありません・・
今宵もじっくり堪能しつつ、レビューをお届けしてまいります!
インクホーンブルーイング“BABY RAPTOR”の概要
概要です!
○ 原材料名:麦芽(イギリス製造)、ホップ、糖類
○ 使用ホップ:シトラ、ネクタロン
○ スタイル:ヘイジーIPA
○ 度数:7.5%
○ 内容量:355ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・シトラ(アメリカ):グレフル、メロン、ライム、グーズベリーなど
・ネクタロン(ニュージーランド):グレフル、パッションフルーツなど
ビアコンセプト!!
最近続けてBaby Raptorを仕込んでいますが、試してみたい事は結構試せたので一旦チューニングをやめてモルトの配合はこの辺で落ち着かせようかなというところまできました。
仕込み方法を少し変えてみたところウィートとオーツを増やせる事が分かったので同じコンセプトの液種で色々と試したいという製造側のわがままでBaby Raptorが鳥たちを食べ尽くす勢いで出てきちゃいました。
今回のホップは最近までと変わってCitraとNectaronの2種類のみ。黄桃、マンゴー、パイナップルといった甘いフルーツを想起させるアロマとフレーバーにグレープフルーツの様な苦味を伴った柑橘感といった流れ。
口当たりは柔らかく、ボディにはウィートとオーツ由来のトロミを感じつつ少し甘めのテイストに仕上げてありますが喉に引っかかるほどのトロさではありません。
甘さはホップ由来のフルーツ感と乳糖の組み合わせによるものですがそんなにくどい甘さにはなってはいかなって思ってますし、Babyって名前に入ってるから乳糖多くても違和感ないかなって考えもよぎりつつ乳糖入れてました。
(インクホーンブルーイング公式インスタグラムページから引用)
シトラとネクタロンのハーモニーに注目や・・
実際に飲んでいきたいと思います!
インクホーンブルーイング“BABY RAPTOR”の香り
まずはグラスへ〜!
色は、濁りのある淡いアンバー!
オーツ、ウィート由来とあったので、もう少し黄色で、トロッとした液体を想像してましたが、案外サラッとした外観。
グラスに鼻を近づけてみると、シトラの香りがメインで、マンゴー・メロン・グレフル感がしっかり!
よくよく嗅いでいくと、その中にダンク感、シトラスな感じも見え隠れ。
特にグレフル感がかなり強めで、とんでもないアロマになってますw
甘い雰囲気のトロピカル感がたまらんです・・
インクホーンブルーイング“BABY RAPTOR”の味
お次に一口!
・・・
おぉ!シルキーで甘めなフレーバー!!(BABYな優しさ・・・)
いやはや、これはめちゃくちゃ飲みやすいです!
とても美味い〜!
最後にさりげなく追っかけてくる苦味も最高!
改めて大きく一口。
・・口当たりはトロッとした柔和な感じ。
鼻の奥に、乳糖由来の優しい甘い香り、パッションフルーツ、グレフルなどの香りが抜けていきます。
喉を通ると、とってもソフトな飲み心地。
柔らかく、甘い雰囲気が口の中全体を支配して、最後までしっとりした雰囲気。
最後にグレフルの果皮の苦味が少し出てきます。
これが甘味と中和して、すごくいい感じ!
優しい甘さ7:ビター3のようなフレーバーの構成。
とにかく安心できる味わい。
甘さを強調して書いてますが、全然甘ったるいとかそんなんじゃなくて、本当にサラッとして飲みやすい甘さ。
凄い美味しい・・・
(正直ネクタロンを個別に感じることは難しいですが、この強烈なグレフル感に寄与してるんでしょうね!)
7.5%あるとは思えない飲みやすさです。
ちなみに、公式オンラインストアでは、すでに完売。
次回のバッチに期待ですね!
今後もこの甘味と苦味のバランスを保った設計にしてほしいな〜、というのが個人的な感想です!
美味しかった〜!!