ビール

ひみつビール WASTELAND(ウェイストランド)をレビュー!

みならいです!

今回紹介するのは、三重県伊勢、ひみつビールさんのWASTELAND(ウェイストランド)!

ひみつビールさんが、2023年最初にリリースされたビールです。

Sanityさんで購入しました!)

ひみつビールさんといえば、昨年9月からのクラウドファンディングを経て、11月末に1stバッチをリリースされたばかりの超新星。個人的に今凄く注目しているブルワリーです。

ひみつさんがビジョンとして掲げているのは“命の躍動を感じられるビール”を造ること。

(グッときますね〜!)

今後は、自家栽培のハーブや果物などを使ったファームハウスエールを主軸に、野生酵母を使ったワイルドエールやサワーエール、ホップをたっぷり使用したIPA、喉越し爽やかなラガーなど様々なスタイルを手がけていく計画があるようです。

そんな中で、今回のWASTELAND(ウェイストランド)は生姜の葉っぱが沢山使用されたジューシーIPAとのことで、これまた楽しみすぎる・・

今宵も実際に飲みながら、味わいなどをお届けできればと思います!

参考になれば嬉しいです。

ひみつビール WASTELAND(ウェイストランド)の概要

概要です。

ラベルの側面のイラストがめちゃくちゃ可愛い!

ビールに入っているのは、生姜の葉っぱとホップ、そして愛・・

素敵〜!

○ 原材料名:大麦麦芽(アメリカ製造)、オーツ麦麦芽、オーツ麦、ホップ、生姜

○ スタイル:ジューシーIPA

○ 度数:7%

○ 内容量:350ml

【ジューシーIPAとは?】

米国Brewers Associationによるビアスタイル・ガイドラインで「Juicy or Hazy India Pale Ale」と定義されているスタイル。ホップのジューシーなフレーバーを引き出すことにフォーカス、濁りのある見た目が特徴。

ビアストーリー・コンセプト!!

このビールには普段は捨てられているであろう生姜の葉っぱを沢山つかいました。生姜の生育をチェックしに畑に行った際に、葉っぱにも生姜独特のスパイシーで清々しい香りがたっぷり含まれていることに気づきました。調べてみると、生姜の葉っぱをお風呂に入れて生姜風呂として楽しむこともできるとのこと。これはビールにも使えるに違いないと思いました。

仕込み当日はいつもよりもう少し早く起きて、まずは畑に。生姜の葉っぱだけを沢山収穫しました。大きなバケツ山盛りに集めた葉っぱはそれだけでもとても良い香りでした。工場に持って帰って、洗浄、選別、葉と茎部分に分けて、それぞれ別々のタイミングで仕込みに使いました。

このビールにはオーツ麦も沢山使っています。オーツ麦をビールに使うと、口当たりがとても柔らかく厚みがあるようなテクスチャーを感じるビールになります。ですが、オーツ麦を使った仕込みは一筋縄ではいかないことも多く、それをクリアするために僕たちは収穫したての生姜の葉を使うことにしました(技術的なことはどこかでお会いした際にでも聞いてくださいね)。

この時点で仕込みはかなりエキサイティングな感じになっていて、僕たちもどんなビールになるんだろうとわくわくしていました。残った茎部分は、葉と比べるとより生姜の風味に近く、香りも沢山あったので細かく刻んで麦汁とホップと一緒にケトルで煮込んでエキスを抽出しました。

生姜の葉っぱ由来のスパイシーさと、ホップの香りが複雑に絡み合って、たっぷりのホップでも飲み疲れないジューシーなIPAができあがりました。

ひみつビール公式インスタページから一部引用

(生姜の雰囲気が楽しみすぎですね・・・)

実際に飲んでいきたいと思います!

ひみつビール WASTELAND(ウェイストランド)の香り

ということで、まずはグラスへ。

オーツ麦に由来して、しっかりヘイジーです。

色は、深みのあるオレンジ色!

まずは、アロマを確認。

・・・

おぉぉ!!

やわらかくて、ヨーグルトっぽいまろやかな香り!

なんとなく、数年前に飲んだ山椒やコリアンダーを含んだベルジャンエールに近しい香りがします。(一定のスパイス(生姜)とオーツ麦、ホップなどとの組み合わせはこういった香りになる傾向があるのやも。)

比較的控えめな香り立ちだけど、とても穏やかでいい香りだ・・・

ひみつビール WASTELAND(ウェイストランド)の味

お次に一口。

乾杯〜!

(ごくごく、もにゅもにゅ。。)

・・・

うまい!!

いやはや、想像以上にむちゃくちゃ飲みやすい!

そしてスパイシー!!ゴクゴクいけてしまうヤツだ・・

一口含むと、アロマで感じたヨーグルトっぽさに加えて、ホップの柑橘のキャラクターも一気に出てきます。この辺が複雑で面白く、美味しいポイント!

さらにそこから、生姜の葉のスパイシーさが全面に出てきます。

ちょっとピリッとする感じ。

すごい・・

ボディはミディアム。

フィニッシュはスッキリ、余韻は短めです。

飲み疲れないというより、むしろ何杯でも重ねられるヘイジー。

度数が7%なんて嘘だと思うくらいライトにスイスイ飲めちゃいます。

シンプルに美味しいですし、何より大地の恵みを最大限に活用されている部分が凄く好きでした!

ボトルショップなどで見かけたら是非手に取ってみてほしいです。

ひみつビールさんの存在、この記事を読んでくれたあなただけに教えましたからね!

他の人には、、、ひみつですよ!

みならい

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