奈良醸造“BEHIND THE MASK”（ビハインドザマスク）をレビュー！

みならいです！

今回紹介するのは、奈良醸造さんの“BEHIND THE MASK”（ビハインドザマスク）！

奈良醸造６周年を記念して作られたビールで、スタイルはアメリカンIPA。

ホップのキャラクターを、よりくっきりと出すことにチャレンジした一本で、モザイクやギャラクシーホップの豊かな柑橘香、飲みごたえが特徴とのこと。

いつも美味しいビールにお世話になっている奈良醸造さんが、ついに6周年・・

（本当におめでとうございます！）

今回は、ホップの香りをかなり強調しているとのことなので、今宵は、その辺りに特に注目しつつ、実際に飲みながらレビューをお届けしていきたいと思います。

参考になれば嬉しいです！

奈良醸造“BEHIND THE MASK”（ビハインドザマスク）の概要

概要です！

○ 原材料名：麦芽（ドイツ製造）（大麦麦芽、小麦麦芽）、糖類、ホップ

○ 使用ホップ：ギャラクシー、モザイク、シムコー

○ スタイル：アメリカンIPA

○ IBU：46

○ 度数：7%

○ 内容量：350ml

【使用ホップのアロマの特徴】

・ギャラクシー（オーストラリア）：パッションフルーツ、柑橘など

・モザイク（アメリカ）：タンジェリン、パパイヤなど

・シムコー（アメリカ）：パッションフルーツ、松など

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ビアストーリー・コンセプト！！

2024年7月、奈良醸造は6周年を迎えることができました。今回リリースする「BEHIND THE MASK」は、そんな周年を記念して醸造したビールです。

6年。それは、おぎゃあと生まれた赤ちゃんがランドセルを背負って小学校に行くぐらいの時間。振り返ると長い時間でありながら、無我夢中の６年間でした。産声を上げ、よちよち歩きからいつのまにか駆け足になり、これから全力疾走をするぞと気合を込めたタイミングで、新型コロナウイルス感染症の流行から立ち止まらざるを得なかったり。思い通りよりも、思うようにいかないことのほうが多く、予定調和より予測不能や偶発に楽しみを見つけることもときには大切なんだと、振り返っては学んだ時間だったのかと感じているところです。

立ち止まった間にも試したいビールのアイデアは湧き上がってきていて、やってみたいことは手元にメモとして残しているのですが、中には粗削りで断片的なアイデアもあって、実際にビールに落とし込むには技術や知識が追いつくまで寝かせて置くことになったものもたくさんあります。

今回の６周年ビールは、これまで周年ごとに造ってきたアメリカンIPA（なかでもWest Coast IPA）のホップの特徴を、今までよりくっきりと出すことにチャレンジをしたビールです。

グラスに鼻を寄せれば、たっぷりとしたホップの香り。Galaxyホップ由来のパッションフルーツを思わせるトロピカルさと、Mosaicホップ由来の柑橘の香りを存分に感じられるでしょう。ボディのしっかりとした麦の風味に７％というやや高めなアルコールがあいまって、非常に飲みごたえのある仕上がりになりました。

以前から温めていたアイデアのひとつが、敢えてハイアルコールにすることでホップの香りをよりビールに閉じ込めることができるのではないか、という一つの仮説。マスク着用が余儀なくされていた期間、マスクの下で考えていたそんなことを今回の6周年ビールでようやく形とすることができました。

（奈良醸造公式インスタグラムページから引用）

ホップの香りが際立ってそうで、凄い柑橘アロマが想像できますね・・

いやはや、とても楽しみな一本です。

実際に飲んでいきたいと思います！