ビール

京都醸造 “新天地 ジャーマンピルス編”をレビュー!

みならいです!

今回紹介するのは、京都醸造さんの“新天地 ジャーマンピルス編”です!

新天地シリーズは、京都醸造にとって未踏の地だったラガービールの世界へ飛び込み、「最高のラガー」を求めて探検するシリーズになっていて、チェコピルス、ミュンヘナーヘルス、ジャーマンピルスの3つのラインナップで構成されています。

(今回は、このうちの一つ、ジャーマンピルスです。)

特徴は、ドライな飲み口と爽やかなホップ香で、正統派なクラシックドイツラガーに仕上がっているとのことで、いやはや、心から楽しみな一本!

京都醸造さんといえば、ベルジャン、IPAなど、エールビールのイメージが強いので、ラガーは本当に新鮮。(ワクワクです!)

今宵も実際に飲みながらレビューをお届けしていきたいと思います!

参考になれば嬉しいです!

【ジャーマンピルスナーとは】

チェコのピルゼン市で生まれたピルスナーを真似て、ドイツで造り出されたスタイル。軟水が湧く北ドイツで盛んにつくられる。ドライで、ボディが軽いのが特徴。

京都醸造 “新天地 ジャーマンピルス編”の概要

概要です!

○ 原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ

○ 使用ホップ:ポラリス、テトナンガー ほか

○ スタイル:ジャーマンピルスナー

○ 度数:5%

○ IBU:30

○ 内容量:350ml

【使用ホップのアロマの特徴】

・ポラリス(ドイツ):ミント、パイナップルなど

・テトナンガー(〃):花、スパイスなど

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ビアコンセプト!

【醸造家の声】

本当に美味しいラガービールを追求する(できる)シリーズ、「新天地」が2021に始まって以来、数々のラガーに取り組んできましたが、今年も特に難易度の高いジャーマンピルスに挑戦することにしました。

ドイツスタイルのピルスナーというと、今日世界中で造られ、愛飲されている代表的なビールで、多くの人が持つこのスタイルへのイメージから画一的な味や見た目に寄ってしまい、いわゆるビール的なビールになってしまっています。

私たちはそうした一般的な観念から遠く離れずも、今回本当に美味いジャーマンピルスを追求しました。というのも、実はジャーマンピルスと一口に言えど、国ごと、地域ごと、さらには街ごとに独自の味を持つ多様性・地域性に富んだスタイルなのです。

私たちが造ったのは、北ドイツで造られるややホッピーなタイプのピルスです。クラシックで品を感じさせ、草やハーブのようなニュアンスをもつTettnangerというホップの味わいや香りが特徴で、穏やかな苦みもキレのよさとクリーンな印象を残します。

本場ドイツから遠く離れた京都で造られたジャーマンピルスですが、一口飲めば、正統派ラガーの美味しさに納得してもらえると思います。

京都醸造公式ページから引用)

実際に飲んでいきたいと思います!

京都醸造 “新天地 ジャーマンピルス編”の香り

まずはグラスへ!

色は、淡いクリアなゴールド。まさにジャーマンピルスナーを感じるカラー。

グラスに鼻を近づけてみると、花、スパイス、草っぽさを感じるハーバルな香り。

テトナンガーの香りが全開です。

キリッとしてて、締まったアロマが心地良いです。

モルトより、ホップの香りの方が前に出ていて、かなりホッピー!

京都醸造 “新天地 ジャーマンピルス編”の味

お次に一口!

・・・

おぉぉ〜、美味いです!!

キリッとしながらも、苦味が抑えられていて、モルトの甘みをしっかり感じます。

想像していたよりもドライすぎず、しっかりボディがあって、飲みごたえもあります。

ホップの香りとのバランスも絶妙!

改めて一口。

・・

口に含むと、花っぽいニュアンス、スパイスの香りが鼻の奥に抜けていきます。

ガスボリュームは若干控えめ。

ボディはミディアムです。

口の中に含んでると、じんわりと程よい苦味が押し寄せてきます。

喉を通ってからは、苦味と一緒にモルトの優しい甘みもジワジワと。

全体的には本当にクリーン。

キレがあって、ややドライ。

苦味・甘みのバランスが良くて、まさに正統派ジャーマンピルス。

いやはや、シンプルに美味いです!

ホップの爽やかな香りを終始感じれますが、底には、モルトベースがしっかり。

他のチェコピルスとミュンヘナーヘルスも、別の機会に紹介したいと思います。

京都醸造さんのジャーマンピルス、最高でした!

(新天地 ジャーマンピルス編は、京都醸造公式ページから購入可です!)

みならい

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