みならいです!
今回紹介するのは、千葉県山武市、KANKIKU BREWERYさんの「KUJUKURI OCEAN “IPA”」!
前回のピルスナーの時も書きましたが、KANKIKU BREWERYさんは、1883年に創業の寒菊銘醸のクラフトビールブランドとして、1997年からビールを醸造している歴史あるブルワリー。
元々のブルワリー名称は「九十九里オーシャンビール」としていましたが、2020年にヘッドブルワー変更、翌年2021年に「KANKIKU BREWERY」へ変更されています!
(ブルワリー名がKANKIKU BREWERY、ビールブランド名がKUJUKURI OCEAN。)
今回紹介するIPAは、アメリカ品種のホップが大量に使用された一本で、特徴はモルトを感じれるボディ・抑えた苦味、フレッシュな香りとのこと!
今宵も実際に飲みながらレビューをお届けしたいと思います。
参考になれば嬉しいです!
KANKIKU BREWERY「KUJUKURI OCEAN“IPA”」の概要
概要です!
○ 原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ
○ 使用ホップ:カスケード、シトラ、センテニアル、他
○ スタイル:アメリカンIPA
○ 度数:6%
○ IBU:60
○ 内容量:330ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・カスケード(アメリカ):グレフル、松、スパイスなど
・シトラ(〃):グレフル、メロン、ライム、ベリーなど
・センテニアル(〃):グレフル、レモン、花など
ビアコンセプト〜!
【柑橘系のフレッシュな香りと苦味!クラシカルなウェストコーストIPA】
IPAはもともとはイギリスが当時植民地であったインドにビールを送る際に通常のビールでは長旅に耐えられなかったところを、大量のホップを入れて安定性を高めたものが起源となります(India Pale Ale)。
近年アメリカを中心にホップの品種改良が進み、フルーティなホップを大量にいれることにより強烈な苦味と爽快でフルーティな香りが世界的に大人気になったものがアメリカンスタイルIPAです。
KUJUKURI OCEAN IPAでは柑橘系ホップを大量に投入し、苦味は抑えつつもしっかりと残し、フレッシュな香りを引き出しています。
クリーンな苦味とフルーティな柑橘香が前面に、モルトを感じられるしっかりとしたボディがその特徴を支えています。重すぎずドリンカブルなIPAです。(KANKIKU BREWERYオンラインショップページから引用)
(どんなドリンカブル(飲みやすさ)を魅せてくれるのか・・いやはや、楽しみすぎる〜。)
いざ、実飲!
KANKIKU BREWERY「KUJUKURI OCEAN“IPA”」の香り
ということで、先ずはグラスへ。
カラーは、アンバー色。
思った以上に濁っていて、ヘイジーな一面にテンション上がります!
香りを確認。
・・・
おぉ!!
柑橘香にあふれているけど、かなりミックスされていて、複雑なトロピカル感。
グレフル、レモン、ベリー、ライチ、ライムなど、酸味があるフルーツのフレッシュな柑橘!
カスケードな感じは全然なくて、メインはシトラ・センテニアルな印象です。
スッキリしてて、凄くリフレッシュできるアロマだ〜。
KANKIKU BREWERY「KUJUKURI OCEAN“IPA”」の味
お次に一口。
・・・
ほへぇ〜!
本当にすんごいドリンカビリティ・・
美味い〜!!
これだけのヘイジーカラーを見せられると、(自称)IPA巧者からすると、どんだけ飲みやすいなんて事前に言われても、、“さぁ来い。重いやつドンとこい・・”と身構えるものです。笑
が!!
本当に拍子抜けするレベルでの飲みやすさ。
(ウォータリー(水っぽさ)とドリンカブル(飲みやすさ)は紙一重な部分もありますが、今回のIPAはドリンカブルを意識されてると思います!)
ボディはライト〜ミディアム。
口に含むと、柑橘がさらりと鼻に抜けていって、モルトの甘味をしっかり感じます。
でもって、苦味はあまり(むしろ、ほぼほぼ)感じないレベル。
IPAといってもかなりクリーンで、代名詞の苦味を封印。
どんな人も飲みやすいという点で、万人に受け入れられそうな一本。
ガツン!という“苦味”や“厚み”を求めると物足りない部分もあるかもですが、個人的には好きでした!
ピルスナーに続き、これまたおかわりしたいビールだ〜。
【クール限定】カンキクブルワリー クジュウクリオーシャン IPA 6% 330ml 千葉 九十九里 KUJUKURI OCEAN 寒菊銘醸 KANKIKU BREWERY クラフトビール
(この記事で使用しているグラス↓↓)