みならいです!
今回紹介するのは、奈良、長龍酒造さんのIPA!
長龍酒造さんは1963年創業の老舗酒造で、ビール醸造に関しては、2021年から開始されています。
(“酒づくり”のプロによってつくられたビール、めちゃくちゃ楽しみです!)
スタイルはウエストコーストIPAで、2022年ぶりの登場とのこと。
特徴は、しっかりとした苦味・ホップの香りのようなので、今宵は、その辺りに注目しながらレビューをお届けできればと思います!
参考になれば嬉しいです!!
長龍酒造 IPAの概要
概要です!
○ 原材料名:大麦麦芽(アメリカ製造、ドイツ製造)、ホップ
○ 使用ホップ:モザイク、アマリロ、サザンクロス、シトラ、ポラリス
○ スタイル:ウエストコーストIPA
○ 度数:6%
○ IBU:47
○ 内容量:355ml
(製造から1ヶ月後を賞味期限に設定しているという部分に凄く興味があります。とにかく鮮度ということですね。)
【使用ホップのアロマの特徴】
・モザイク(アメリカ):タンジェリン、パパイヤなど
・アマリロ(アメリカ):オレンジ、グレフル、レモン、ピーチなど
・サザンクロス(NZ):レモン、ライムなど
・シトラ(アメリカ):グレフル、メロン、ライム、パッションフルーツなど
・ポラリス(ドイツ):ミント、パイナップルなど
ビアコンセプト!
しっかりとした苦みとドライなボディ、そして柑橘や松とも表現されるホップの特徴的な香り。
クラフトビール人気を支えてきた王道スタイルの一つ、West Coast IPA。
誰もが最初は苦みに驚きますが、気づいたときにはその香りや苦みの虜。
強烈な体験はあなたの頭に残り続ける、そんな「もう一度飲みたいビール/beer in mind」
もうあなたは忘れられない。
苦味、ドライなボディ、、楽しみです!!
長龍酒造 IPAの香り
ということでまずはグラスへ。
色は濃いめのゴールド。
グラスに鼻を近づけてみると、第一印象はシトラのグレフル、パッションフルーツ感。
温度が上がってくると、色々な香りが出てきて、奥にレモン、オレンジなども感じます。
柑橘香の大渋滞!!
パイニーな感じ(松ヤニっぽい香り)も強めにあって、まさに柑橘の強いIPAといったアロマです。
奥深さ、複雑さがあって、嗅いでいて凄く楽しい〜!
長龍酒造 IPAの味
お次に一口。
・・・
おぉ、ドライ!!
思ったより苦味は穏やかだけど、確かにドライなボディ!
スッキリしててめちゃくちゃ飲みやすいです!
改めて、大きく一口。
柔らかい口当たりで、鼻の奥に松ヤニっぽい香りがどんどん抜けていきます。
口の中では、ジワリジワリと苦味。
喉を通ると、強めの苦味が到来しつつ、ドライでスッキリした後味!
(とはいえ、そこまでエッジが効いているわけでもなく、程よい苦味です。)
度数6%の割には、若干ウォータリー?(モルトのボディ感が薄い?)とも感じましたが、このIPAに関しては、苦味を立たせるためにこういうフレーバー設計なんだと思います。
余韻は、苦味が穏やかに緩く続いていく印象。
ビターで、大人なIPAですね。
飲みやすく、バランスが整った味わい。
忘れかけていたザ・IPAという苦味を持った一本です!
ネットでは今回のバッチはもう購入できませんが、次回のバッチもご縁があればまた飲んでみたいです!
ということで、今回はこの辺で〜!