みならいです!
今回紹介するのはシメイグリーン!
シメイビールが醸造を開始した1862年から150周年記念として、2012年に限定でつくられたビール!(今は定番商品になってます。)
タイトルにもあるシメイグリーンのスタイルは、ベルジャンデュッベル(またはアビイ(修道院)エール)!
一般的な特徴としては、ブラウンからダークな色合い、泡持ちの良さと泡のきめ細やかさ、フルーティーなエステル香、モルト由来の甘味などなど。
ちなみに、これまでも何度か紹介していますが、シメイはベルギー発祥のエールで、世界で約10箇所あるトラピストビールの一つ。
現在では、世界で一番認知度の高いトラピストビールといっても良いブランドです。
【トラピストビールとは?】
中世から修道院で醸造されているビールのこと。要件を満たしたものだけが、国際トラピスト会修道士協会の専用ラベルをボトルに貼れ、トラピストと名乗れる。
要件は、
①修道士が自ら醸造する、又は修道士の監督のもので醸造されたもの
②修道院敷地内の醸造所でつくられていること
③営利目的ではなく、ビール販売の収益は修道院の維持管理などにあて、残りは慈善団体に寄付すること
の3点。
口コミでも評価の高いグリーン。
度数も10%と、なかなかのハイアルです。
これまでも複数紹介してきたシメイシリーズですが、今回も実際に飲みながら、魅力をお届けできればと思います!
参考になれば嬉しいです!
シメイ グリーンの概要
概要です!
○ 原材料名:麦芽、ホップ、スターチ、糖類、香味料
○ スタイル:ベルジャンデュッベル(またはアビイ(修道院)エール)
○ 原産国:ベルギー王国
○ 醸造所:スクールモン修道院
○ 度数:10%
○ 内容量:330ml
○ ラベル記載:シメイ150周年を記念して作られたビールです。フローラルな風味の中に、ドライフルーツとエキゾチックなスパイスのアロマがあります。なめらかで芳醇なフルボディーながら、すっきりした後味。クリーミーな泡が特徴です。
実際に飲んでいきたいと思います!
シメイ グリーンの香り
先ずはグラスへ!
色は、若干濁りのある、深みのあるゴールド!
泡立ち・持ちが良くて、モコモコ。(写真はある程度時間が経った状況です。)
アロマをチェック!
・・・
うわぁ・・すんばらしい芳醇な香り。
バナナっぽい柔和な感じ、オレンジジャム、モルトの香ばしい香り、食パンっぽさ、はちみつ、コショー、スパイス、ほんの少しのお酢などを感じます。
いやはや、複雑な香り。
もう香りだけで、どっしり!
(この時点でニヤニヤが止まらないですw)
シメイ グリーンの味
お次に一口!
ごく、もにゅもにゅ・・
・・・
うわぁ〜、すんげぇぇ!!w
ど迫力フルボディ!
(こんな重いビールは久しぶり。)
そしてこんな重厚感たっぷりな味わいなのに、全体的にはフルーティーですっきりしている。
これは美味いです!そして酔います・・
まさにビアスタイル、デュッベルを体現しているビール。
一口含むと、強いガスを感じて、鼻に抜けるのは、フルーティーなエステルとハチミツのような甘い香り。
口の中には、ドライフルーツやナッツ、プレーン、はちみつのような味わいがブワッと充満。複雑だけど、最高に美味しい・・
喉を通った後は、ほのかな苦味としっかり目の甘いフレーバーでフィニッシュ!
余韻も長めです。
もはやここまでくると、ビールというか、むしろ軽いウイスキーを飲んでるかのような錯覚すら覚えます。
とはいえ、個人的にはそこまでアルコールの感じは気になりませんでした。
重くて甘くて美味い!!
フルボディのシメイグリーン!
是非一回は飲んでほしいラベルです!