雑記

若者の酒離れに対して“魅力あるお酒を考えていくこと”は重要だと思う

男性
男性
お酒はタバコと同様嗜好品だし、体にも悪影響を及ぼすから今後は需要が減少したり、社会での位置付けが変わるのでは?

女性
女性
飲みニケーション?自分の時間が大切なので、プライベートでも外に飲みに行くことはほぼありません。

最近はこんな記事やニュースが多く取り上げられていますよね。特に若者の酒離れについては、平成時代後期にはかなり話題になっていたと思います。個人的には悲しいです😭

こんにちは。お酒と音楽をこよなく愛するバーテンダー見習いです。本日は、こういった記事やニュースを受けて、私なりの考えを書いてみたいと思います。

実際に酒離れは進んでいるのか?

下表は総務省、経済産業省が出している平成19年から平成29年までの10年間における酒類出荷推移、年代別(世帯)の酒類への支出を表しているものです。

酒類出荷はずっと右肩下がり(10年で約△30%)、支出に関しても59歳までの経済を牽引する年齢層世帯のいずれも支出額が減少していることが分かります。

若い世代はもちろんですが、中年世帯でも酒類への投資が減少しているので、事実としてお酒への投資の優先度が下がっているのだと思います。

出展:「経済産業省」10年間の酒類出荷指数の変化と酒類支出の世代別比較より

出展:「経済産業省」10年間の酒類出荷指数の変化と酒類支出の世代別比較より

高齢者層の需要

一方で、上表(酒類への支出)では60歳以上の世帯の支出がプラスに転じています。現在、娯楽分野においても同世帯の支出、需要が高い傾向にあるので、この層はお酒についての需要も今後増えていくと思います。

2018年の酒類カテゴリー別出荷量

ここまで見てくると、「やっぱり酒はもう需要が無いのかな」と若干気落ちしそうになりますが、いくらダウントレンドとは言え、これまで生活の一部・文化として人々に癒しを与えてきたお酒が、今後このまま尻すぼみになっていくとは考えにくいですよね。

ということで、一旦ここで2018年のカテゴリー別出荷量を見てみたいと思います。

引用:イエノミスタイル

国産ウイスキーや新ジャンル、RTD(缶チューハイなど)が対前年比から抜けています。“マッサン”の影響で需要が増えた国産ウイスキー、ビールよりも安価な新ジャンル(第三のビール)、ストロング系などの安くて酔える缶チューハイがよく売れたという結果だと思います。

話題性や価格帯が需要に大きく影響していると思うので、こういった部分が若者の酒離れと関係するポイントの一つなのかもしれないですね。

新ジャンル(第三のビール)について(補足)

発泡酒と混同されている方がいるかもしれないので、補足的に説明させていただきます。

簡単に言うと酒税法上、ビールにも発泡酒にも該当しないビール風飲料のことです。①原料を麦芽以外に設定、②発泡酒にスピリッツや焼酎などの別のアルコール飲料を混ぜる、という製法で作られています。

商品名を紹介すると「クリアアサヒ」、「のどごし生」、「金麦」、「麦とホップ」などがこれに該当します。

では発泡酒は?というと「スタイルフリー」、「キリン淡麗」などです。詳細はまた別の機会に紹介させていただきますが、価格帯で比較すると分かりやすいかもしれません。もっとも安価なのが新ジャンルになります。

若者の酒離れについての考察など

所得に起因する酒離れ

近年は、不正規雇用やアルバイト・パートなど様々な働き方があり、仮にその中で所得が少なければ単純にお酒代に回す余裕がないため、飲まないという理由があると思います。非正規であれば会社との繋がりも強くない場合が多いですし、飲み会などに参加しない場合の方が多いですよね。

価値観などの変化による酒離れ

単純に苦くて美味しくないから飲まない、お洒落じゃない、他にやりたいことがある、など現代は自由に選択できる社会なので、単純にお酒を選択しない方が増えているという理由もあると思います。

若い世代に選ばれるお酒

日本ではすでに人口減少・超高齢社会が到来しつつあり、そもそも若い世代が減少しているため、高い価値(若者の欲求を満たすもの)があるコンテンツやプラットフォームの構築がより重要かなと思います。例えば、

・お洒落なパッケージ

・安価で美味しい

・クラフトビールやオーガニックリキュールなど、誕生までのストーリーがあったりプレミアム感のあるもの

・体験型の店舗(バー)

などは若い世代が重要視する要素だと思います。もし、これが全て凝縮されていたら魅力的かもです。

特に、現在はモノの消費からコトの消費(体験や経験)に価値観が変化しつつあるので、「体験」×「IOT」×「お酒」は今後発展できるんじゃないかなと思います。

おわりに

本日は、若い世代の酒離れについて少し考えてみました。日本は、ITの領域を中心に目まぐるしい変化を遂げている最中なので、それらと合わせて若者の価値観の変化を捉えつつ、より“魅力的なお酒”について考えていくことは、新しい酒文化のあり方の観点などからも重要だと思った話でした。

私も作り手として、オリジナルの領域で開発できるように頑張りたいと思います( ^∀^)

本日も読んでいただきありがとうございます。

 

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