こんにちはminaraiです。
本日は、中華料理店などでたまに見かける青島(チンタオ)ビールについて書いていきたいと思います😌
パッケージが何気に怪しいので、中には少し抵抗がある方がいるかもしれないですが、歴史ある美味しいビールなので飲んだことがない方の参考になれば幸いです!
なぜ中華料理店やラーメン屋においてある?
ズバリ中国出身のビールで馴染が深いからです☺️
1903年に中国の山東省青島で製造が開始されているビールなので、もう100年以上の歴史を持っていることになりますね。
青島ビールと日本の関係
第一次世界大戦前、青島はもともとドイツの租借地(一定期間貸し与えられた土地)でしたが、大戦で日本が青島を占領したことで、戦後のヴェルサイユ条約でその権利などをドイツから獲得した!という背景があります。
その中には青島ビールに関する内容もあったため、日本の大日本麦酒(現在のアサヒ、サッポロビールの前身)が買収し経営を開始したのがそもそもの始まりになっています😌
2002年には、アメリカのアンハイザー・ブッシュ・インベブと協定を締結し、アンハイザーが株式の3割を得ていますが、アンハイザーの株式のほとんどをアサヒビールが保有しているので、現在は実質的にアサヒビールと強力な出資関係にあります。
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世界最大のビール大国
そんな青島ビールを生み出している中国は世界最大のビール消費量のビール大国です。
人口を考えれば当たり前かもですが、年間で見ると世界第2位のアメリカの約2倍の消費量を誇るのが中国なんです。
ちなみに2017年時点の国別消費量はこんな感じ。中国の方、めちゃくちゃ飲んでますよ笑
![](https://i0.wp.com/www.kirin.co.jp/company/news/2018/images/1220_01_01.gif?ssl=1)
中国ビールの2大ブランド
ズバリ、ナンバー1は世界シェアでいえば「華潤雪花」が販売している“snow”というビール!
ん?青島ではないのかい!と突っ込まれそうですが、青島ビールは元ナンバー1で、現在はsnowが圧勝している状況です。
次点が今回紹介している「青島ビール」になります。とはいえ、歴史の長さやこれまでの流通規模から言っても中国ビールといえば“青島ビール”で間違い無いです。
実際に飲んでみた
ということで実際に飲んでみました!!
これが青島ビールです!このパッケージちょっと怪しくないですか?私だけだったらごめんなさい。
裏面はこんな感じです。アルコール度数が流動的です。
![](https://i0.wp.com/alcoholiclounge.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_6625.jpeg?resize=593%2C445&ssl=1)
青島ビール独自のフルーティな香りです。
【飲んだ感想】※★が多いほど程度が強いことを表しています。
香り | ★★☆☆☆ 青島の独自の麦芽臭 |
---|---|
キレ | ★★☆☆☆ 少なめ |
コク | ★☆☆☆☆ とにかくさっぱりです |
苦味 | ★★☆☆☆ バドワイザーに近いですね |
余韻 | ★★★☆☆ 苦味が程よく継続します |
でした!ラーメンや中華料理などにはバッチリ合いますね😌
![](https://i0.wp.com/alcoholiclounge.com/wp-content/uploads/2019/06/bar-2314410_1280.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
おわりに
本日は青島ビールについての紹介でした。
中華料理店などでメニューにある理由は、「日本と密接に繋がっていてかつ中国を代表するビールだから」だと思っていいと思います。
味はあっさりしていますが、飲みやすいビールなので是非お試し下さい!
それでは今日はこの辺で終わりたいと思います。読んでいただきありがとうございました。