こんにちは。バーテンダー見習いです。
本日は、ビール界の巨人“バドワイザー”について書いて見ようと思います。
ビール好きの方なら一回は飲んだことがあるかもしれませんが、結構好き嫌いがはっきり分かれるビールかなと思っていて、苦手な人だと「味が薄い!」みたいなことを言う印象があります。
なので、今日はその辺も踏まえながら実際に飲みつつ紹介していきたいと思います。
バドワイザーはアメリカンラガー
ご存知の方が多いかもしれませんが、バドワイザーはアメリカンラガー(アメリカ発祥の下面発酵ビール)で、アメリカンラガーの特徴としては、「のどごしも色合いもかなりライト」です。
その他、アルコール度数は3.5%~5.0%程度で、炭酸ガスの含有量が高いので炭酸の刺激を感じやすかったり、ホップの苦みや香りが少なめなのも特徴になっています。
バドワイザーは、例えばハイネケンなどヨーロッパのビールと比較されてしまいがちですが、そもそもがそういったビールであると言う認識は必要かもしれません。
ちなみにアメリカンラガーの他の主な銘柄では、“コロナ・エキストラ”などがありますね。
とにかく日本をはじめ世界各国で飲まれている
バドワイザーは、1876年からドイツ系移民たちの手によってアメリカでスタートしているビールで、すでに140年以上の歴史あるビールです。
現在は、85カ国で販売されている世界的に有名なラガービールと言えますね。
バドワイザー独自の伝統製法
バドワイザーの喉越しは、伝統のビーチウッド(ぶなの木)製法から生まれています。
ビーチウッド(ぶなの木)製法:発酵したばかりのバドワイザーを、ビーチウッドの木片とともにタンクに入れ、5週間かけて熟成させる製法。
です。
通常は概ね3週間と言われる熟成期間を長めにとっているので、計算されて作られているテイストであることが分かります。
再生可能エネルギーで醸造
持続可能な未来に向けた取り組みとして、2025年までに世界各国全てのバドワイザーを再生可能エネルギー(風力発電など)で醸造することを宣言しています。
世界のトップブランドは、業界問わず再生可能エネルギーとの連動は当たり前になって来ていますね。
バドワイザーが日本から消える?
結論消えません。
ただし、キリンビールが日本で製造していたバドワイザーは2018年末で製造終了になっています。キリンは、1993年以降、日本ライセンスにて共同で製造・販売を行なっていたアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI:アメリカ)と契約を更新しなかったみたいです。
なので、これまでと比較すると2019年以降は若干日本でのシェア率が減少することがあるかもしれません。
これまでキリンビールを経由してバドワイザーを契約していた飲食店などは、2019年からは直接ABIとの契約に切り替わるので、提供のハードルが少し上がったかもしれないですね。
実際に飲んでみました
と言うことで実際にいただきます。
瓶のままいきたいところですが、専用グラスに注いでいただきます。
実際に見ると分かりますが、泡がめちゃくちゃ細かくて軽いです。
ゴクリ。うん、あっさり。でもいつ飲んでも一口目の喉越しが好き。
【飲んだ感想】※★が多いほど程度が強いことを表しています
ビール名 | バドワイザー |
香り | ★★★☆☆ バドワイザー独自のフルーティーな香りです |
キレ | ★★☆☆☆ パンチのあるラガーと比較するとそこまで無いです |
コク | ★★☆☆☆ 麦本来の旨みをほんのり感じます |
苦味 | ★☆☆☆☆ 苦味はほぼ感じない |
余韻 | ★★☆☆☆ スッキリです |
おわりに
本日は、バドワイザーを飲んでみました。
コクや苦みを求める人にはあまりオススメできないラガーですが、ビールの苦味などが苦手な方やあっさりした味わいを求める方にはオススメです。
と言うことで、今日はビール界の巨人の紹介でした。読んでいただきありがとうございます😌