みならいです!
今回紹介するのは、万珍醸造さんの“NAKED HIKING(ネイキッド ハイキング)”!
今年の春に新作として登場したラベルで、10月に再リリースされたバッチ。
スタイルは、Dry Hopped Farmhouse Ale(ドライホップセゾン)です!
ドライホップでは、カスケード、エルドラド、アイダホ7を使用。
特徴は、ドライで飲み口が軽く気持ちのいいエステル香、ふんわりと洋梨やマスカット・パイナップルのような香りとのこと。
(大好きなセゾンスタイル、めちゃくちゃ楽しみ〜!)
今宵も実際に飲みながらレビューをお届けしたいと思います。
参考になれば嬉しいです!
万珍醸造 “NAKED HIKING(ネイキッド ハイキング)”の概要
概要です!
○ 原材料名:麦芽(ドイツ製造)、ホップ、カラギナン / 炭酸ガス
○ 使用ホップ:カスケード、エルドラド、アイダホ7ほか
○ スタイル:Dry Hopped Farmhouse Ale(ドライホップセゾン)
○ 度数:6%
○ IBU:12
○ 内容量:350ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・カスケード(アメリカ):グレフル、松、スパイスなど
・エルドラド(〃):パイナップル、洋梨、メロンなど
・アイダホ7(〃):トロピカルフルーツ、シトラス、メロンなど
ビアコンセプト!
高い発酵温度で発酵させているのでドライで飲み口が軽く気持ちのいいエステル香(バナナ香、フルーティと表現されています)があり、ドライホップはCASCADE,EL DORADO,IDAHO7を使用してふんわりと洋梨やマスカット、パイナップルのような香りづけをしました。
出来たてフレッシュな状態も勿論ですが実はちょっと時間を置いてからでも少しづつですが状態に変化があります。
最近、某インポーターの方からこのビールに関しての高評価をいただき不意打ちにあってちょっとびっくりしました。
私も保管してあった最後の1缶をテイスティングしましたが、なるほど。
酵母が進んでいくらか風味が強く感じられセゾン感が強くなってる印象を受けました。
酷暑と言われた長い夏も終わり身も心も楽になるこの季節、超軽量ウルトラライトハイキングなるものが巷で流行っているようですね。
(万珍醸造公式インスタグラムページから一部抜粋)
ホップ由来の柑橘香と、セゾン酵母由来のエステル香のバランスがとても気になる・・
実際に飲んでいきたいと思います!
万珍醸造 “NAKED HIKING(ネイキッド ハイキング)”の香り
まずはグラスへ!
キメ細かい泡に、色は若干にごりのあるゴールド!
グラスに鼻を近づけると、セゾンらしいバナナっぽい柔らかい香りと、パイナップルの酸っぱい香りを半々くらいの割合で感じます。
とってもフルーティーで、みずみずしいアロマ!
ただただ、最高の香りだ・・・
万珍醸造 “NAKED HIKING(ネイキッド ハイキング)”の味
お次に一口!
・・・
おぉぉ、美味い・・!!
本当にドライ!軽い口当たりでライト!(本当に度数6%?)
柑橘を感じる、飲みやすいフレッシュなセゾンで、とても美味しいです!
・・
改めて大きく一口。
口に含むと、マスカット、パイン、バナナ、トロピカルフルーツの香りが変化しながら鼻の奥に到達。
(含んだ時の第一印象は、ちょっとだけ酸味のあるセゾン。)
ボディはライト〜ミディアム。
ガスボリュームは、やや強めの設計。
喉を通るとドライで、セゾンらしいエステル香を中心に感じながら、サラッとしたフィニッシュ!
苦味は、ほとんど感じないです。
余韻では、モルトの甘み・旨みを感じます。
飲み出しはかなりライトに思いましたが、飲み進めていくうちに、だんだん全体の輪郭がしっかり見えてきて、最後はしっかりとしたモルトのボディ。
一見シンプルで軽いセゾンにも思えますが、実際はかなり奥が深い味わいです。
セゾンらしいみずみずしさ・飲みやすさがありながら、飲みごたえもしっかりな一本。
セゾンファンは、是非一度飲んでみてほしいです!
“NAKED HIKING(ネイキッド ハイキング)”は万珍醸造さんの公式サイトから購入できます!