みならいです!
今回紹介するのは、京都市右京区京北、KYOTO NUDE BREWERYさんの“帆風”!
(このブログでNUDEさんのビールを紹介するのは、今回が初めてです!)
KYOTO NUDE BREWERYさんといえば、京都醸造さんで修行された方が立ち上げ、2023年から醸造を開始している今注目のブルワリー。
ブルワリーのコンセプトは、「シーンを選ばず、朝から夜まで気軽に飲めるビール。」
度数5%未満のセッションビールが定番として位置付けられています。
今回紹介する“帆風(HOKAZE)”はそんな定番の中でも、第一弾として発表された定番中の定番!
特徴は、モルトの優しさとバランスの良い柑橘とのことなので、今宵はその辺りに注目しながらレビューをお届けしていきたいと思います。
参考になれば嬉しいです!
KYOTO NUDE BREWERY “帆風”の概要
概要です!
○ 原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、カラギナン
○ 使用ホップ:ポラリス、シトラ、カスケード、エルドラド、シトラクライオ
○ スタイル:セッションIPA
○ 度数:4.5%
○ IBU:14
○ 内容量:350ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・ポラリス(ドイツ):ミント、パイナップルなど
・シトラ(アメリカ):グレフル、メロン、ライム、パッションフルーツなど
・カスケード(アメリカ):グレフル、松、スパイスなど
・エルドラド(アメリカ):パイナップル、洋梨、メロンなど
コンセプト〜!
僕たちの船出のビールです。
明日は明日の風が吹くように日々変わっていくことがたくさんありますが、変わらないこともたくさんあります。
私たちの醸造所にはカヌーを造っている仲間がいます。無心で船体を磨く時間はなにものにも代えがたいひとときでしょう。
どんな船ができあがるのか楽しみです。
カヌーには帆がないので自分で漕いで進むしかありません。帆を授けることはできないけれど漕ぐためのエネルギーにこんなビールなんていかがでしょう。
ゆったりとした船出 のんびりと進むにはちょうどいいですね。
度数4.5%のスッキリとした味わいの中にも、麦芽由来の穀物の香ばしさも優しく感じられる味わいです。
ソフトなボディ感にバランスの取れたホップ香が特徴のこのビールは、El Drado由来のパイナップルを思わせる南国系の香りに、口に含むとシャープなCitraの柑橘感がスッと抜けていきます。
(KYOTO NUDE BREWERY公式ページから引用)
穀物の香ばしさに、バランスの取れたホップ香・・・
いやはや、物凄く楽しみです!
KYOTO NUDE BREWERY “帆風”の香り
ということで、まずはグラスへ〜。
色は淡いゴールドで、もっこもこの泡が特徴的。
ほんのりとしたニゴりがあって、まさにセッションさを感じられる色合いです。
グラスに鼻を近づけてみると、ものすごく厚みのあるアロマ!
モルトの甘い香りと、エルドラドのパイナップル、パッションフルーツの南国の突き抜ける香りが見事に融合。
最初にドカンと柑橘を感じて、その奥にモルトを感じます。
癒される、最高に良い香りだ〜!
KYOTO NUDE BREWERY “帆風”の味
お次に一口。
・・・
おぉぉ〜、バチくそ美味い!!
モルトもしっかり感じれて、柑橘も豊か、それでいて全体は本当に軽くて飲みやすい。
NUDEさんが掲げるコンセプト通りの一本。
寝起きの朝一から飲めちゃいそうなビールです。
(めちゃくちゃ美味いゾ。)
改めて大きく一口。
口に含むと、鼻の奥にパイナップル、パッションフルーツのような香りが抜けてきます。
序盤は、若干の酸味を感じます。
ガスボリュームは比較的穏やか。
喉を通ると、ほんのりした苦味と一緒に、モルトの甘み・旨みをじんわり感じます。
ボディはライト〜ミディアム。
余韻は若干長めで、優しい苦味とモルトの旨みをゆる〜く感じ続けられます。
全体バランスが凄く良いIPAで、ライト。
まさにセッションIPA。
いやはや、個人的に凄く完成度の高い一本に感じます。
(シンプルに美味いです。)
IPAファンのあなたには、是非飲んでみてほしい一本!
違うラベルも別の機会に紹介したいと思います。
では、今回はこの辺で〜。