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深川蒸留所 FUEKIを飲んだ感想!

みならいです!

今回紹介するのは、東京、深川蒸留所さんのクラフトジン、FUEKI!

深川蒸留所さんは、昨年、2023年に誕生した、ジンを製造する新しい蒸留所です!

深川の理化学用品専門店「リカシツ」と、ジンなどのお酒とスパイスのお店を展開している「NICO」がタッグを組み発足。

今回紹介する“FUEKI”は、その第一弾となるクラフトジンで、松尾芭蕉が見出した「不易流行」の概念を踏襲し、変わらぬ素晴らしい事の中に新たな変化を取り入れる、というコンセプトで蒸留されたお酒になってます。

(蒸留所立ち上げのストーリーは、こちらの記事が分かりやすいです!)

今宵は、FUEKIを飲みながら、レビューをお届けしていきたいと思います!

参考になったら嬉しいです!

深川蒸留所 FUEKIの概要

概要です!

内容量は500ml、度数は47度。

厳選したボタニカル(草根木皮)素材が採用。

原材料:ジュニパーベリー(マケドニア産)、ベチバー(国産)、柑橘類(国産)、青紫蘇(長野県産)、生姜(高知県産)、ヒバ(青森県産)など。

【ジンとは?(簡単に!)】

ジンをつくるには、まず、大麦麦芽やトウモロコシなどの原料を糖化させ、アルコール発酵、蒸溜を行い、ベーススピリッツをつくる。

その後に、ベーススピリッツの度数調整をして、香味成分として、杜松(ねず)の実(ジュニパー・ベリー)や、様々なボタニカル(草根木皮)を加えて、再蒸溜して完成。

ジンは、こうした工程で完成する無色透明な蒸留酒のこと。

かなり香りが強そうなジン!

実際に飲んでいきたいと思います!

深川蒸留所 FUEKIの香り・味

ということで、今回は、基本的なストレート、ロック、ソーダ割(ジンソーダ)の3つの飲み方でいただいていこうと思います。

まずはストレートで!

グラスに鼻を近づけてみると、柑橘、生姜などを感じた後に、ジュニパーベリー、ハーブ、青紫蘇などなど、彩りのあるアロマ。

一口飲んでみると、もの凄いボタニカルのハーモニー。

とりわけ、個人的に特徴を感じたのは、青紫蘇!

香りの段階でも感じましたが、飲んでみると、青紫蘇のニュアンスを結構感じれて、これがとても美味しい!

生姜とのミックス感もたまらない。

凄いジンだ・・・

最後は、甘みを感じれて、優しいラスト。

ストーリーや、使用されているボタニカル素材を理解しながら飲むと世界が広がるのも、ジンの魅力。

ストレートは、王道なジンがベースにあって、そこからの工夫がとても素晴らしく、美味しかったです!(まさにFUEKI!)

次にオンザロック!

氷で緩やかに加水して、味の変化を見てみたいと思います。

香りはストレート同様ですが、氷で全体的な香りの魅力が少し弱まる印象。

ロックだと、フルーティな柑橘を中心に感じるアロマです。

(香りを楽しむ際は、是非ストレートをおすすめしたいです!)

飲んでみると、ストレートの時よりも若干まろやかな口当たり。

青紫蘇の香り・しょっぱい感じが、より強調されたように感じます。

ラストの甘みは、ストレートの時よりも薄まって、苦味の方を強く感じるように変化。

最後はストレートの時と同様で、比較的スッキリ!

加水によって、彩のある香りが若干感じにくくなりますが、ロックも美味しいです!

最後にジンソーダ!

最後はソーダ割り!

香りは、ロックと同様、レモン、ライムなどの柑橘を強く感じる印象です。

飲んでみると、すごく爽やか!

ソーダ割りだと、青紫蘇のニュアンスがかなり少なくなって、柑橘、生姜やジュニパーベリー、その他ハーブを感じます。

さっぱりして、とても美味しい!!

飲んだ時の全体的なバランスは、ソーダ割りが一番良い気がします!

(香りがとにかく良いジンなので、トニックウォーターではなく、炭酸水が個人的にはベスト!)

FUEKI、今回は3つの飲み方でいただきました!

全体的なまとめとして、FUEKIは、王道なジンをベースにしながら、青紫蘇や生姜、華やかなボタニカルを強く感じる味わいでした!

個人的には、初めて飲む際は是非ストレートで!

食事とのペアリングは、ソーダ割りがとても合うと思います!

とても美味しいジンでした!!

深川蒸留所さんは、この他にも様々なコンセプトのジンを作られてます!

ジン好きのあなた、要チェックです!

みならい

(参考)今回紹介したFUEKIは、こちらのショップからも購入できます。

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