みならいです!
今回紹介するのは、北海道阿寒郡鶴居村、ブラッスリー・ノットさんの“YUKISHIRO”!!
ブラッスリー・ノットさんのビールは、これまでも何回もいただいていますが、実はこのブログでレビューするのが初めてなので、改めてご紹介。
ブラッスリー・ノットさんは、2021年1月設立・2022年から醸造を開始されている、釧路根室管内唯一のクラフトブルワリー。
醸造所は、廃校となった鶴居村立茂雪裡小学校の体育館をリノベーションされていて、ビールについては、「引き算の美学」を掲げられています。
フレーバーを足し算してゆけば、驚くような派手なビールが生まれるかもしれません。しかし私達が本当に作りたいビールは一瞬の驚きがあるものではなく、じっくりと向き合えるホッとするような味わいのビールです。そのために、余分なもの、邪魔なものを削ぎ落とし、主張したい部分を際立たせる引き算の美学を持ち日々ビールを醸しています。(ブラッスリー・ノット公式ページから引用)
個人的には、本当にグッとくる、とても好きな考え方です。
そんなブラッスリー・ノットさんの今回紹介するビール、“YUKISHIRO”は、スタイルがヴァイツェンで、今年の5月に登場した限定ビールという位置付けの一本!
特徴は「とろりとした旨味を感じる、豊潤な味わい」とのこと。
(いやはや、ヴァイツェン好きとして、本当にワクワクな一本・・)
ということで、今宵も実際に飲みながらレビューをお届けしていきたいと思います!
参考になれば嬉しいです!!
ブラッスリー・ノット “YUKISHIRO”の概要
概要です!
○ 原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ
○ スタイル:ヴァイツェン
○ 度数:5%
○ IBU:20
○ 内容量:360ml
ビアコンセプト!
降り積もった雪が溶け、川に流れ込む水を雪代(ゆきしろ)と呼びます。
雪代は川を白く濁らせ、栄養を山から海へと運び、芳しい春の訪れを知らせるものです。
そんな雪代をイメージして、小麦のビール「ヴァイツェン」を仕込みました。
たっぷりと使用した小麦による柔らかな口当たりと、特別な酵母が醸し出すバナナやクローブを思わせる香り。
そしてとろりとした旨味を感じる、豊潤な味わいです。
(ブラッスリー・ノット公式インスタグラムページから引用)
旨味・豊潤さに注目ですね。
実際に飲んでいきたいと思います!
ブラッスリー・ノット “YUKISHIRO”の香り
まずはグラスへ!
ヴァイツェンらしい白っぽい濁りのあるカラー。
泡のキメがかなり細かくて美しいです。
グラスに鼻を近づけると、これまたヴァイツェンらしい、バナナやクローブの香りが鼻の奥までゆっくり押し寄せてきます。
(個人的に大好きで、リラックスできるアロマ〜!)
かなりまったりとした濃厚なバナナ・クローブ香を想像していましたが、案外スッキリした香りで、かつ豊潤。
本当に美味しそうなアロマ!
ブラッスリー・ノット “YUKISHIRO”の味
お次に一口。
・・・
いやぁ〜、難しいこと語る前に、まずはシンプルに美味いです!!!
スッキリしつつ豊潤で、フルーティーさもあって、満足感を得れるヴァイツェン。
旨味もあって、とても美味しい。
(やっぱりブラッスリーさん、めちゃくちゃ好きだなぁ・・)
改めて大きく一口。
口に含むと、とろ〜っとした柔らかい口当たり。
鼻の奥に、バナナ・クローブのほかに、ベリー、イチゴ、オレンジのような柑橘が優しく抜けていきます。
ボディはミディアム、ガスはヴァイツェンの中ではちょっぴり強め。
喉を通ると、苦味はほとんど感じなくて、スッキリしたフィニッシュ!
余韻で、爽やかな柑橘とモルトの旨味を長めに感じれて、満足感が凄い得れます。
全体がスッキリしつつも、旨味があって豊潤というのは正にそのとおりで、モルトの甘みやコクの部分がしっかり前に出ているヴァイツェン。(凄い好き〜!)
一言でまとめると、しっとり優しい口当たり、フルーティー感のあるスッキリした味わいで、かつ旨味があって豊潤。
そんな一本です。
普段飲むヴァイツェンと比較すると、柑橘香が強い印象でした!
限定ということですが、是非また飲んでみたいヴァイツェン。
ご縁あれば、是非飲んでみてほしいです!