こんにちは。お酒と音楽をこよなく愛するバーテンダー見習いです。
本日は、ベルギーのブルージュを代表するエールビール「ブルッグスゾット ブロンド」を飲んだ感想などについて書いて見たいと思います。
ちなみにエールビールやラガービールの違いなど、ビールの種類等については過去に書いているので、興味のある方はそちらを参考にしてみて下さい。※今回紹介するビールはエール(上面発酵)→「ビールの種類や各ビールスタイルの発祥国について」
ベルギー・ブルージュ
はじめにブルージュについて簡単に紹介します。ブルージュは、ベルギーの北西部に位置し、人口は約10万人、13世紀から14世紀の中世ヨーロッパの建築物が色濃く残る古都として知られています。誰もが知っているような有名な観光スポットは特になかったりしますが、とにかく歴史の魅力溢れる美しい都市だと思います。
ブルージュのイメージはこんな感じですね。
(写真:pixabayからの引用)
ブルージュを代表するビールは“ブルッグスゾット”
ブルッグスゾットは、日本では認知度が低いと感じていますが、ベルギービールの中においては代表的なビールの一つです。
正式にはベルジャンスタイル・ブロンドエールという種類に当たり、ノーブルタイプのホップを使用して作るので、結構苦味がありつつもクリーン、比較的爽やかな香りが特徴だったりしますね。
【ノーブルホップ】:化学成分の基準を満たしているホップのこと。苦味がクリーンで爽やかな香りが特徴。また、基準を満たしていないものの、それに近しいホップはノーブルタイプ(←今回はこれを使用している)と呼ばれる。
ホップについても過去に書いているので、興味がある方はご覧になってみて下さい。→「ホップとは?その種類や役割について紹介!」
実際に飲んでみました!
デザインパッケージが斬新で可愛いですね。
裏面には商品ラベル。今回紹介しているブロンドタイプはアルコール分6%ですが、ダブルタイプ(パッケージが赤色)は7.5%になります。
このピエロのようなキャラクターは、ブルッグスゾット(ブルージュの馬鹿)をモチーフにしています。ブルージュの馬鹿という呼称誕生にはいくつかストーリーがありますが、信憑性が無いものが多いので、紹介は控えますね。
今回は専用グラスとあわせていただきます!楽しみ!
エールのいい香りがします。泡のキメは荒いほうで、色はかなり濃い褐色(琥珀色)ですね。
完成です。では、いただきます( ͡° ͜ʖ ͡°)
ビール名 | ブルッグスゾット・ブロンド |
価格帯 | 450円〜500円(本)・別売り専用グラスは1000円程度 |
香り | ★★★☆☆ 柑橘系のフルーティーな香りです |
キレ | ★★☆☆☆ パンチのあるラガーなどと比較すると普通より少し下です |
コク | ★★☆☆☆ さっぱり系なのでコクは薄めかなと思います |
苦味 | ★★★★☆ 苦味は強いです |
余韻 | ★★★★☆ スッキリとしますが、苦味とフルーティな余韻が長めに残ります |
でした。エールビールが好きな方には絶対にオススメできる1本です。
おわりに
本日は、ブルージュビールの至宝“ブルッグスゾット”について紹介させていただきました。ベルギービールに興味があったり、ちょっと特別なエールを飲みたい時にはオススメかなと思います。いつも読んでいただきありがとうございます。