みならいです!
今回紹介するのは、埼玉県ときがわ町、Teenage Brewing(ティーンエイジブルーイング)さんの“Heterophonic”!
6月に登場した新作の一つで、スタイルは、ダブルドライホップ ウエストコーストIPA!
(東京駅ヤエチカ、リカーズハセガワ本店さんで購入〜)
特徴は、伝統的なWest Coast IPAをベースとしながらも、パッションフルーツやグレープフルーツ、松脂、ほんのりハーバルなニュアンス、シャープな苦味を感じれる現代的なホップアプローチ、、、とのことで、苦味とホップの香りを存分に楽しめそうな一本になってます。
(久しぶりのティーンエイジさんのIPA、めちゃくちゃ楽しみ・・)
今宵も実際に飲みながら、レビューをお届けしていきたいと思います!
参考になれば嬉しいです!
Teenage Brewing “Heterophonic”の概要
概要です!

○ 原材料名:麦芽(ドイツ製造)、ホップ / 炭酸ガス
○ 使用ホップ:タイヘキ、モウテレ、シムコー、シトラ、シトラクライオ
(※クライオは、ホップの苦味や香りの元となる成分であるルプリンのみを抽出し、ペレット状にした濃縮ホップのこと。)
○ スタイル:ダブルドライホップ ウエストコーストIPA
○ 度数:6.5%
○ 内容量:500ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・タイヘキ(NZ):グレフル、ライムなど
・モウテレ(NZ):ピーチ、アプリコット、ライムなど
・シムコー(アメリカ):パッションフルーツ、松など
・シトラ(アメリカ):グレフル、ライム、メロン、パッションフルーツなど
ビアコンセプト!
〈クリアなビジュアルとシャープな苦味が共鳴する、現代的なWest Coast IPA〉
伝統的なWest Coast IPAを軸に、ダブルドライホップでホップの個性を余すことなく抽出しました。
パッションフルーツやグレープフルーツ、松脂、ほんのりハーバルなニュアンスが立ち上がり、シャープな苦味が駆け抜けます。
甘さに逃げないストイックな構成で、ホップの持つ原始的な力強さをダイレクトに感じられるビールです。
クラシックなWest Coast IPAの流れを汲みながらも、現代的なホップアプローチで仕上げた一杯をご堪能ください。
使用ホップはTaiheke、Moutere、Simcoe、Citra、Citra Cryo。
(Teenage Brewing公式ホームページから引用)
苦味とホップのアロマに大注目ですね〜
実際に飲んでいきたいと思います!
Teenage Brewing “Heterophonic”の香り
まずはグラスへ!
クリアなゴールドとモコモコの泡立ち。
トロピカル感ある香りがフワッと伝わってきます。

グラスへ鼻を近づけてみると、甘いニュアンスを感じるトロピカルフルーツ、グレフル、ピーチ、松、ちょっぴり草っぽさを感じます。
全体的には甘くて柔らかいトロピカル香で、その中に少しのハーバル感があり、すごく上質なアロマ。
いやはや、シンプルながらも、丁寧で繊細な香りがたまらんです。
素晴らしい香り!
Teenage Brewing “Heterophonic”の味
お次に一口!

・・・
うわぁ〜、めちゃくちゃうんまい!!これは特にヤバいやつだ・・!
優しいモルトの甘みと、ホップの香りのバランスが絶妙。
麦酒としての旨味と、ホップのキャラクターがちょうど良いバランスで融合してます!
モルトの旨味をしっかり感じれる部分が特に最高!
改めて大きく一口。
・・
口に含むと、鼻の奥に、グレフル、ライム、トロピカルフルーツの香りがグングン抜けていきます。
ボディはミディアム、ガスボリュームはやや穏やかめ。
喉を通ると、ほのかな苦味を感じながら、割とスッキリ目のフィニッシュ!
“シャープな苦味”とあったので、苦味が結構あるのかな?と思って飲みましたが、全然!
むしろモルトの甘み、穀物の旨味の方がしっかりしていて、全体的には穏やかに甘い味わい!(といってもラクトースが入ってるような甘さではなく、ナチュラルな甘みです。)
ホップのトロピカル感もしっかりしていて、飲んでいて本当に落ち着くウエストコーストスタイル!
優しいモルトの甘みと、ガツガツしすぎないホップの柑橘のバランス感が最高です!
個人的に、今年飲んだウエストコーストIPAでは、一番好き!
また飲みたい一本です!