みならいです!
今回紹介するのは、福島県いわき市、SANDi BREWERY(サンディブルワリー)さんのカワマエール“アメリカンスタイルエール”!!
サンディブルワリーさんといえば、昨年9月に、醸造所をつくるためのクラウドファンディングを実施し、目標の350%を達成された“ふくしま”の新しいブルワリー。
私みならいも、微力ながら全力で応援させていただきました!
(・・実は、SANDi BREWERYの代表三戸さん(通称サンディ)は、私みならいにとって、人生の先輩であり、友人であり、醸造知識はもちろんビール全般の師匠・メンターという存在でもあります。)
昨年のクラウドファンディングプロジェクトページをご覧いただけると分かるとおり、サンディさんは、これまで、、、
・オーストラリアのワーキングホリデーで、ホームブリューと出会い
・その後、ドイツベルリンでの修行
・チェコやベルギー、バルト三国、北欧、スペイン、至ってはイギリス、アメリカ、カナダの醸造所を飛び回り、世界中のクラフトビールを飲み歩いて帰国
・醸造所のつくり方を学ぶために、備後福山ブルーイングカレッジでの学び(広島県福山市)
・地元、福島県いわき市(人口32万人都市)の中の、川前町(人口1,000人以下のエリア)で地域おこし協力隊としての活動
・起業(現在、川前町にビール王国を開拓中〜)
(※ブルワリーがあるのは、自然の中の広い敷地の一角。今後、ゲストハウスや様々なコンテンツの構想もあるとのことで、ビールはもちろん、王国建設にも目が離せません!
という、とても魅力的なビール人生を送られています!
(醸造してきたビールの数、飲んできたビールの数が桁違いすぎるんです・・w)
そして今回紹介するのは、そんなサンディさんがクラウドファンディングのリターンとして醸造された「アメリカンスタイルエール」
川前産の大麦や、ホップなどが使用された一本ということで、楽しみすぎる・・!!
今宵は、ホップの苦味と柑橘香に注目しながら、レビューをお届けしていきたいと思います!
参考になれば嬉しいです!
SANDi BREWERY カワマエール“アメリカンスタイルエール”の概要
概要です!

こちらがラベルデザイン。
サンディさんも右側中央に。川前がギュッと詰まった素敵なデザインです!可愛い!!
(デザインされたのは、地元の敏腕グラフィックデザイナー高木市之助さん。)
以下、高木さんの公式インスタから引用↓↓↓
いわき市川前に誕生した SANDi BREWERY(三戸大輔さん)による、川前産クラフトビール『カワマエール』。
川前のみなさんとホップと大麦を育て、それらを使っているという点がすごくいいし、そしてうまい! 以前から「これはすごい商品だなぁ」と感じていました。
今回ラベルをデザインするにあたり、この素晴らしい商品の魅力が伝わるビジュアルはどんなものがいいのか、徹底的に考えました。
川前について知るために、図書館で川前に関する資料を片っぱしから目を通し、三戸さんからもたくさんの資料をお借りし、川前に(も)詳しい江尻浩二郎さんにアドバイスをいただき、色々考えました。
そうして、「素直に、自然あふれる川前そのものを表現する」ことにしました。
川前の風景や特徴を一枚絵にしてしまおうと。
そして川前地区に生息する動物たちを描き、川前・桶売・小白井という3つの地区の位置関係にも配慮しながら、それぞれの特徴をぎゅっと詰め込みました。 約6センチ四方の小さなスペースに、これでもかというほど川前の風景を盛り込みました。この絵だけでも相当な数の川前ネタが詰まっているはず。
カワマエールを味わいながら、川前の話に花が咲いたらいいなあと思い、デザインしました。 どうぞ『カワマエール』、ご贔屓に。

川前の恵みに乾杯!
川前町の大自然で育まれ、川前町の皆さんと育てた大麦と、フレッシュな生ホップを惜しみなく使って仕込みました。
「いわき市川前町を応援する」という意味を込めて命名した「KAWAMALE(カワマエール)。」
川前町の恵に乾杯しましょう!

○ 原材料名:麦芽(イギリス製造、国内製造)、ホップ、カラギナン
○ スタイル:アメリカンエール
○ 度数:5%
○ 内容量:350ml
実際に飲んでいきたいと思います!!
(楽しみ〜!)
SANDi BREWERY カワマエール“アメリカンスタイルエール”の香り
まずはグラスへ!(SANDi BREWERYのオリジナルグラス!)
色は濃色なブラウン。
クリアな液体が美しい・・

グラスに鼻を近づけてみると、モルティな大枠の中に、爽やかな柑橘の香り!
(使用ホップはカスケード?シトラ?・・)
爽やかな柑橘の香りがとても心地良いです!
SANDi BREWERY カワマエール“アメリカンスタイルエール”の味
お次に一口!!

・・・
おぉぉ、とても美味しい!!
含んだ瞬間にクリアさと、スタイルの特徴である“ガツンとくる苦味”をしっかり感じます!
モルトのベースがしっかりしていて、飲みごたえのあるエールです!
・・
改めて一口。
大きく含むと、鼻の奥にグレフルなどの柑橘香が抜けてきます。
ボディはミディアム、ガスはやや控えめで、スタイル的には絶妙なレベル!
喉を通ると、しっかりとした苦味を感じつつ、スッキリしたフィニッシュ!
余韻では、モルトのコク・旨みを感じます。
モルトのベースがしっかりあって、飲みごたえがある味わい!
アメリカンスタイルとなっていますが、イギリス発祥の伝統的なスタイル“イングリッシュペールエール”の要素もミックスしているような味わいにも感じます!
(シンプルで、めちゃくちゃ美味しい〜!)
サンディブルワリーさん、今後も大注目です!
【SANDi BREWERYの最新情報はこちらから↓↓↓】