みならいです!
今回紹介するのは、三重県伊勢市、ひみつビールさんの“パンパンパンツェン”!
先月リリースとなった一本で、なんと薪窯焼きのパンをたくさん使ったヴァイツェン!
いやはや、ヴァイツェン大好きな僕からすると、もう絶対に飲みたいし、もはや飲まなくてはいけないという使命感すら湧き上がった一本ですw
(秒で手に取りました〜)
飛騨高山のクラフトビール専門店、AL BEER STAND(エル)さん(岐阜県高山市)の5周年記念で共同で作られたビール!
使用されているパンは、高山で大人気の薪窯パン屋さんLe Pain Mujoさんのパン!
(Le Pain Mujoさんのパン、今回初めて知りましたが、本当に素敵で美味しそうで、いつか食べてみたい・・!)
柔らかでクリーミーな口当たりがとても心地よいヴァイツェンとのことで、毎度ながら、飲む前からワクワク!
今宵も実際に飲みながらレビューをお届けしていきたいと思います。
参考になれば嬉しいです!!
ひみつビール“パンパンパンツェン”の概要
概要です!


○ 原材料名:小麦麦芽(ドイツ製造、アメリカ製造)、大麦麦芽、パン、ホップ
○ スタイル:ヴァイツェン with パン
○ 度数:6.5%
○ 内容量:350ml
ビアコンセプト・ストーリー!(ひみつビールインスタページから引用)
高山のビアスタンドALさん @al.beerstand の5周年をお祝いして今年も一緒にビールを造りました✨
ALと言えば、シーマくんでお馴染みですよね!ガオガオ!⋆͛🦖⋆͛🦖⋆͛
今回は彼らの友人である高山の大人気の薪窯パン屋さんLe Pain Mujoさん @le_pain_mujo のパンをたくさん使わせていただき、薪窯パンの香ばしさや旨味も感じられるヴァイツェンを造りました✌🏽
仕込み当日は土曜日だったこともあってお互いの子供たちも一緒に仕込みに参加👧🏽🧒🏼👦🏼👶🏼
大量のパンを前にパン好きの娘は大喜びして、味見をしながらみんなでタンクにパンを投入していきました🥰
使わせてもらったパンは、窯の温度が最適な状態になっているかチェックするために試し焼きをしたときのパンを分けていただきました🤝🏽
僕たちのビール造りは、季節によって酵母の発酵の状態や使う原料、年によっても採れた作物の味わいも違ったりするので、毎回その素材を、酵母の状態を見極めながらどうしたら今回のビール造りでは素材の良さを最大限引き出すことができるか?というようなことを考えながらビールを造っています🧠
Le Pain Mujoさんは薪窯の火加減や気温、湿度、小麦粉の状態などを日々見極めながらパン造りをされているとのことで、僕たちのビール造りに通ずるところがある気がしています✨
毎回同じではないけれど、いつもその時のベストを探りながらチャレンジしているところが似ているなと感じながら、今回Le Pain Mujoさんのパンをたくさん使わせていただきました🥰
使ったパンはパンドカンパーニュ、ハードトースト、レーズントースト、クルミのロデヴ、バゲット、クルミとカレンツ(小さいレーズン)のパン🥖🥖🥖
旨味溢れるヴァイツェンに、窯焼きパンの香ばしさや奥ゆかしい旨味が合わさっています🤤
香りはヴァイツェンらしい甘み感じるねっとりバナナやももの香りとパンの香ばしさ✨
柔らかでクリーミーな口当たりがとても心地よいビールです🙆🏼♀️
麦の甘みやパンの旨味が果実を感じる華やかな香りとともに広がって、いろんな味わいを感じることができると思います👌🏾
風味豊かで滋味深い味わいは舌全体で味わってもらうとより楽しいと思います。
ナッツやレーズンのニュアンスも香ばしい麦やパンのフレーバーの間から顔を出してくれるので色々探しながら飲んでみるのも楽しいです🙌🏽
贅沢な果実のフレーバーとクローブ様のスパイシーなニュアンスもバランスが良く、口当たりは濃いめながらもスルスルと軽快に喉に流れていきます。
1杯飲み干した後は美味しいパンを食べ終えたときのような満足感もあります☺️
液体のパンと呼ばれるビールですが、パンを液体にしたビールなので本当に液体のパンと言えるかなと思います🤣
バターやチーズを使った料理や、肉料理との組み合わせが楽しめそうです。
美味しいパンを用意して、サラミなんかと合わせながら一緒に飲んでもらえたら豊かなひと時を過ごせるんじゃないかと思います👌🏾
たっぷりパンを使ったパンパンパンのヴァイツェンビールです🙋🏼♀️
パンパンパンツェンよろしくお願いします🥖🍞🥐
楽しみすぎる〜!
実際に飲んでいきたいと思います!
ひみつビール“パンパンパンツェン”の香り
まずはグラスへ!
たっぷりのモルトを感じる綺麗な琥珀色!
美しすぎる・・

グラスに鼻を近づけてみると、まず感じるのはヴァイツェンの特徴であるバナナのような香り。
洋梨、桃のようなニュアンスも!
その中の奥には、芳ばしい香りが見え隠れしてます。
大好きな香りですね〜!
ひみつビール“パンパンパンツェン”の味
お次に一口!

・・・
おぉぉ、なんですかこれ!めちゃくちゃ美味しい!!!
しっとりした口当たりから、果実・クローブのようなニュアンス、ほんのりした酸味。
そして、ラスト!
最後はまさに美味しいパンそのもの!・・
ちょっと衝撃的すぎて、、、美味しすぎて言葉にならないです・・
・・
改めて大きく一口。
口に含むと、まず感じるのは、しっとりと優しい口当たり。
そこから、バナナっぽい甘いニュアンスと、ベリーなどの果実のニュアンスが一緒に鼻の奥まで到達。
この時点で口の中では、ほのかな酸味を感じています。
ボディはミディアム、ガスレベルは穏やかで、苦味は感じないレベルです。
喉を通ると、優しい酸味から、徐々にパンの芳ばしさを感じる、甘い雰囲気に変化。
最後は、モルトとパンの旨みを全身で感じながらのフィニッシュ。
でもって、最後にレーズンとナッツの味を探すと・・
いたぁ〜!!
本当に最後の最後、余韻が薄まっていく頃に、レーズンとナッツを交互に感じます!
(見つけれてよかった・・嬉泣)
満足感たっぷり!
ひみつビールさんの高い醸造レベルと豊かなアイディアに加えて、そこにさらに素晴らしいパンが融合。
贔屓なしで、個人的にはとんでもないヴァイツェンでした。
タイミング良く出会えたことに感謝しかないです。
でもって、単に美味しいだけじゃなくて、すごく勉強にもなりました。
叶うことなら、また飲みたいヴァイツェンです!
ご馳走様でしたm(_ _)m