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黒ビールの代名詞!ギネスエクストラスタウトを紹介【アイルランド・エール】

こんにちは。お酒と音楽をこよなく愛するバーテンダー見習いです。

本日は、黒ビールの代名詞とも言える“ギネスエクストラスタウト”について紹介しようと思います。ギネスといえば、日本の大手キリンビールが販売権を持っているので、一度は見たり聞いたりしたことがあるかもしれません。そのくらい日本国内でも有名なビールですね。

アイリッシュパブをはじめ、世界中で飲まれているビールなので、ご存知の方も多いかもしれませんが、実際に飲んだら美味しいの?本日はそんな疑問にお答えしたいと思います。

※バーとパブに関する記事を過去に書いているので、興味のある方はそちらもご覧いただけると嬉しいです。→Bar(バー)とPub(パブ)の違いとは?

ちなみに結論から書くと、苦味と酸味のバランスが良く万人受けするかなり美味しいエールです。150カ国以上で愛される理由は、飲めばわかるはずです✌︎(‘ω’✌︎ )

ギネスの起源など

ギネスは、1759年にアーサー・ギネスが世に送り出した黒ビールです。当時、ロンドンで流行したポーター(古くなったブラウンエールに、新しいブラウンエールとペールエールの3種を混ぜたビールスタイル)がアイルランドに伝わり、アルコールを強化してつくったスタウトポーターが起源と言われています。

なので、名前の通り“スタウト”というスタイルのアイルランドビールです。

ギネスの特徴

ギネスと言えば何と言ってもクリーミーなキメの細かい泡ですね。それでいて、グラスに注ぐと泡がグラスの底まで沈んでしまって、泡がもこもこ、飲みたいのになかなか飲めない(ベストな状態に整わない)なんて状況になったりもします。

理由は、通常のビールでは二酸化炭素を使用した泡で、ビールを注ぐと抗力で瞬時に上へ作用しますが、ギネスの場合は二酸化炭素と窒素を使用したより細かい泡(3:7の比率)で窒素が多く占めているので、グラスに触れる外側の液体が水流と同じ動きをするためですね。二酸化炭素が少ないため一口目は炭酸抜けてる?と感じる方もいるかもしれないです。

バーで提供する際は、専用グラス(パイントグラス)に7分目程度に注ぎながら、90秒から120秒ほどの時間をおいて(←これがサージングと言われる作業)最後に残りを仕上げる二段階工程で行なっています。

専用グラスが結構重要だったりしますが、それはパブやバーなどの話なので、自宅にもしない場合は、比較的大き目のグラスであれば問題ないと思います!

ギネスは健康に良い話

2003年イギリスの研究者が、ギネスの中の抗酸化物質と果物や野菜の中に含まれる同物質が類似していることから、有害コレステロールの蓄積速度を下げることが期待でき、健康に有益である内容の発表をしています。

実証実験などを重ねた結果がないので、あくまで一説にとどまりますが、通常のビールよりも健康に良い説も存在しています。

ということで実際に飲んでみました!

パッケージはこんな感じです。250年以上の歴史を彷彿させる伝統的なロゴがスタイリッシュですね。

 

裏面はこんな感じです。

 

完成です。専用グラスでないですが、しっかりと泡は保てました。色は濃い銅色、ほぼブラックですね。

 

ビール名 ギネス エクストラスタウト
価格帯 300円〜350円(本)
香り ★★★★☆  心地よいローストの香りです
キレ ★★★☆☆  ギネスシリーズの中ではバランスの良いキレです
コク ★★★☆☆  香りと苦味に特徴があるのでコク自体は普通です
苦味 ★★★★☆  強めです
余韻 ★★★★☆  スタウト特有のロースト香と苦味が長く続きます

でした。

今回紹介したギネスエクストラスタウトは、長年英国のパブなどで親しまれてきた「昔ながらのギネス」ですが、スーパーなどでよく見かけるギネスドラフト(缶ビールタイプのもの)よりキレやコクがあり、美味しいなと感じました!

おわりに

本日はギネスエクストラスタウトを紹介しました。黒ビールが初めて!という方にはもちろん、黒が苦手な方でもかなりバランスの良いテイストなので、オススメかなと思います。

まだギネスを飲んだことがない方は、ギネスドラフト(缶ビールタイプのもの)よりエクストラスタウトを先に試されるのが良いかと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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