こんにちはminaraiです。
最近のジャパニーズウイスキーは、需要の高まりから価格高騰や流通不足など、嬉しくも少し悲しい市場状況かなと感じています。
ただ一方で、新たな銘柄・ブランドもどんどん作られていて、店頭でも多くのジャパニーズが並んでいますよね。
そこで今日は、最近居酒屋などでもよく見られるようになってきた、ウイスキー“知多”について解説していきたいと思います😌
パッケージの和紙デザインが“山崎”や“白州”と似ていて、同じシリーズ?と思う人も結構見受けられるので、その辺も含めて書いていきますね!
知多ってどんなウイスキー?
知多は知多蒸溜所で作られる、ジャパニーズウイスキー・シングルグレーンウイスキーです。サントリー公式のコンセプトムービーでは、チーフブレンダーのアツい想いも語られていて、知多の理解を深めることもさることながら、とにかく感動しちゃいます😌
このムービーすごく良いなあ…
ちなみに知多の由来は愛知県知多市から来ています。
https://www.youtube.com/watch?v=E_ARkTv9hOs
ジャパニーズウイスキーとグレーンウイスキー
ジャパニーズウイスキーは大きく分けて2つに分かれます。
タイプ | 原料 | 蒸留法 | ウイスキー例 |
モルトウイスキー | 大麦麦芽 | 単式蒸溜2回 | 山崎、白州など |
グレーンウイスキー | トウモロコシ、大麦麦芽 | 連続式 | 知多など |
大別するとこの2種類になって、知多はグレーンウイスキーになります。山崎や白州はモルトウイスキーなので、原料の段階で違うウイスキーということになります。
グレーンウイスキーの特徴をまとめると、
・トウモロコシなどの穀類を主原料としたもの
・連続式蒸溜機で蒸溜したもの
・樽で熟成させたもの
ですね。
それから、グレーンウイスキーはモルトウイスキーとともに、主としてブレンデッドウイスキーのブレンド原料に使用されるので、「縁の下の力持ち」的な役割のウイスキーでもあります。
ブレンデッドの場合、30種程度のモルトに対して3種程度のグレーンをブレンドするので、グレーンウイスキーはメインではなく、どちらかというと脇役的なウイスキーと覚えていただいて良いと思います。
世界に類を見ない多彩なグレーン原酒
知多蒸溜所では、グレーン原酒を3つに分けて作り分けを行なっていて、これって世界的に見ても本当に珍しいんですよね。
この作り分けで、複雑なんだけど、まとまったグレーンが作られています。
・ヘビータイプ原酒:穀物様の香りだちが強く、味わい豊か
・ミディアムタイプ原酒:マイルドな口あたりで、穀物由来の旨み
・クリーンタイプ原酒:ピュアでクリーン、ほのかな甘さ
(※サントリー公式サイトより引用)
技術とこだわりが群を抜いています😌
実際に飲んでみた
ということで実際に飲んでみたいと思います。
こちらが知多。白いラベルには日本伝統の和紙が使用されています。素敵ですよね。
こちらが裏面。
しっかりと味わうためにオン・ザ・ロックダブルでいただきます。
「飲んだ感想」
銘 柄 | サントリーウイスキー知多(アルコール度数:43) |
---|---|
タイプ | グレーン |
香 り | 甘いバニラとバーボンを感じる爽やかな香り |
味 | なめらかで、蜂蜜のような甘さと若干の辛さ、それでいてフルーティー |
余 韻 | 短めで華やか |
かなり好きなウイスキーです。グレーンウイスキーでここまで完成度が高く美味しいものにはなかなか出会えません。
縁の下の力持ちどころか、主役でも遜色ない素晴らしいウイスキーだと思います!!
その他オススメの飲み方
サントリー知多の公式ページでも紹介されていますが、サントリー知多はハイボールで花開く、その名も「風香るハイボール」
一番のおすすめはハイボールですね🤤
おわりに
本日はサントリーウイスキー“知多”を紹介させていただきました。グレーンウイスキーの中ではトップクラスに美味しいです。
特にハイボール好きであれば、一度は「風香るハイボール」を試してみてくださいね。食事にも抜群に合うと思いますよ!
ということで今日はこの辺で!いつも読んでいただきありがとうございます。