こんにちは。バーテンダー見習いです。
本日は、2020年東京開催のオリンピック・パラリンピックでアサヒビールがこれまで以上に世界に普及し、評価を高めると思う件について書いてみたいと思います。
こんな疑問についてお答えしたいと思います。
東京2020のゴールドパートナーであり広く知られる
そもそもオリンピックは開催にあたって、2兆円超の予算が必要とされ、これまでも資金確保は主に放映料やチケット料、スポンサーとの契約料で賄われています。
スポンサー契約料は、概ね全体の必要予算の4割とされているので、公開はされていませんが、1企業あたりの契約額が数十億程度と言われています。すごい金額ですよね。
その中でゴールドパートナーは、大会でのスポンサーの位置付けのことを指していて、下図のように上から2番目に位置付けられています。
※スポンサーの詳細は、東京2020公式サイトをご覧下さい。
※東京2020公式HPより引用
公式サイトによると、スポンサー(ゴールドパートナー)が得る権利は、大会の呼称権、エンブレム等の使用権、会場でのプロモーションや日本選手団の映像使用権などとされています。
スポンサーを見渡しても、お酒に関連する企業はアサヒビール(株)のみとなっているので、今後大会前後のビールに関するCMはアサヒビールで一色!みたいな感じになるかもしれませんね。
この宣伝効果は計り知れないですし、世界に向けてガンガンPRできると思います。
とはいえ、なぜアサヒビールが他社をさしおいてスポンサーになり得たのか。これについて、少し深掘りしたいと思います。
なぜ選ばれた?理由その1:他社に追付いを許さない社会貢献(CSR)
東京2020組織委員会が策定した「東京2020大会における飲食提供に係る基本戦略」の中では、アサヒビールの取り組みとして、“食品業界最大のグリーン電力使用”について記載されています。
基本戦略において、全工場で製造する「アサヒスーパードライ350ml缶」の全ては、製造工程で使用する購入電力をバイオマス発電や風力発電等のグリーン電力を活用しており、ビール缶を消費すればまた自然エネルギーとともに循環するものとして紹介しています。
まずは、このサスティナビリティに関する取り組みが評価ポイントになったと思います。
ただし、他の大手ビール会社が一切グリーン電力を使用していないかといえば、決してそんなことはありませんが、上記の取り組みに加えて2009年4月から2016年12月までの期間において、累計販売数100億本を達成したアサヒビールの実績(国内最大販売数)も、選ばれた1つの要因になっていると思います。
なぜ選ばれた?理由その2:国内1位のシェア率
下図の通り国内でのビールシェア率を見ても、2000年付近からアサヒビールが約20年間もの期間、国内1位のシェア率となっています。
このデータを見ると社会貢献に加え、シェア率などの実績等も踏まえ、国内を代表する筆頭ビールと言えると思います。
※アサヒグループホールディングスHP 個人投資家向け説明会資料より一部引用
※転職・就活のまどサラリーマン【2019年版】ビール業界の国内市場シェアと現状、今後の動向より引用
世界での評価
あまり知名度は高くないものの、世界では様々なビアイベントが開催されており、通称ビールの五輪と呼ばれる「ワールドビアカップ」という大会(第一回開催が1996年)が2年ごとにアメリカで開催されています。
ここでも「アサヒスーパードライ」が結果を残しており、2014年に開催した第10回大会のインターナショナルスタイルラガー部門で金賞を受賞しています。
ということで、世界的にすでに高く評価されているビールと言えますが、東京2020大会以降は国内シェア率は高いまま維持され、海外需要も増傾向になるのかなと想像します☺️
おわりに
本日はアサヒビールが、東京2020大会でこれまで以上に評価を上げつつ世界に浸透していくのではないかな、と思った話について書いてみました。
ビールはそれぞれ好みがあるので、各々が好きなものを飲めばいいと思いますが、東京2020では会場でも圧倒的にアサヒビールと出会う機会が多くなると思うので、普段飲まれない方はこの機会に改めてシャープな喉ごし、キレのある味わいを体感するのも良いかと思います。
ちなみに、私はサッポロビールが一番好きだったりします。笑
この辺のお話はまた別の機会に書きたいと思います。本日も読んでいただきありがとうございます😌