こんにちはminaraiです。
今日は、ウイスキー愛好家でありアイラモルト大ファンの私が、アードベッグの魅力を紹介しつつ、後半では実際に飲みながらレビューしていきたいと思います。
アードベッグの歴史と特徴
はじめにこれまでの歴史を簡単にまとめました。
・アードベッグはジョン・マクドーガルが1815年に創業し、同蒸溜所はアイラ島南岸のキルダルトン行政区で初ライセンスを取得
・1880年代のアードベックは当時のウイスキー産業の最前線
・1980年代初頭に市場が供給過多陥った際に閉鎖
・その後1997年にグレンモーレンジがアードベッグを買収し、大規模な蒸溜所の改修
・紆余曲折を経てスタンダードなアードベッグ10年のリリースを果たし、現在ではスモーキーなアイラモルトを愛する多くの人が熱狂
【雑学】アードベッグとはゲール語で“小さな丘・岬”の意味
こんな歴史になっています。一度は閉鎖しているとはいえ、創業から200年以上の歴史って純粋に凄いですよね。
そして現在では熱狂的なファンが多くいるアードベッグの特徴はなんといっても、“海を感じる磯の香りや強烈なピート臭”
究極のアイラモルトと称されるのは本当で、正真正銘アイラ島を代表するブランドだと思います。
注目のノンチルフィルタード
アードベッグの一番の注目ポイントといえば製造過程で冷却ろ過を行わない、“ノンチルフィルタード”。
基本的にウイスキーの製造では冷却ろ過を行い、沈殿物などを処理します。
ただし、アードベッグではこれを行なっていません。
つまり、樽や原料から由来するそのままの成分が混入しており、味わえるということですね。
そのままのオリジナルな旨味を楽しむ!ここも大きな魅力の一つになっていると思います!
みんなの口コミ
そんなアードベッグのアマゾンに寄せられた口コミを抜粋してまとめてみました。
【良い口コミ】
・口にした瞬間と喉に入った瞬間に煙感が顕著にあらわれ、余韻は甘みがあってフルーティ。飲んで自分の口に合ったなら、ハマること間違いなし
・毎日燻製の匂いを嗅いで幸せになってます。いつもの小さなでグラスでチビリチビリと微かに色づく液体と戯れるのが1日の終わりの楽しみです。口に含むと広がる多様な世界、飲み干したあとの余韻の甘さ、アイラモルトはどれも好きですがラフロイグよりもさらにパンチ力があります
・シングルモルトの飲み比べを使用と思い購入しました。何度飲んでもこのクセはたまりません。とても美味しいです。
スモーキーな癖が強すぎるけど、虜になる!という意見が多数でした。
【悪い口コミ】
・スコッチデビューでこれを飲むのはオススメできません。
・個人的な意見ですが最初はボウモアなどから飲むのが良いかなと思います。
逆に悪い点は、「美味しいけど、デビュー戦には厳しいかも・・」という意見が多かったように思います。
私個人の見解としては、スモーキーフレーバーを持つウイスキーは結局どれもパンチ力があるので、アードベッグもデビュー戦で全然イケる!です。笑
確かにラフロイグやボウモアの方が若干抑えられたスモーキーですが、結果みんな美味しいので是非デビュー戦からチャンピオンを迎えていただきたいです!
世界的に評価の高い究極のアイラモルトを飲む
ということで実際に飲んでみたいと思います。長年変わらないシャープなパッケージがカッコいい。
ではいただきます。
まず香りですが、クレオソート(正露丸)、魚の燻製のような香り。素晴らしい。
そして一口含むと甘みが一瞬で乾いて、スモーキーなフィニッシュへ。これまた素晴らしいです。
スモーキーさが前面に叫ばれるアードベッグだけど、その中にはまろやかなクリーミーさだったり、バニラやスイーツのような甘みも感じます。
日本でも熱狂的なファンがたくさんいるのも頷けるし、虜になりますよね。
オススメの飲み方とおつまみ
オススメの飲み方は、ストレートからのロックです。
特徴的な味わいはいきなり加水してしまうと一気にまろやかになってしまうので、先ずはストレートでしっかり味わってから、加水で楽しむのが一番だと思います。
ストレートでノンチルフィルタードのオリジナリティを感じていただきたいです。
おつまみに関しては、ローストされたナッツ系やスパイシーなビーフジャーキーなどはすごくマッチします。
あとは燻製にはやはり燻製で、スモークサーモンやムール貝など魚介類系の燻製おつまみはアードベッグにぴったりですよ!
おわりに
ということで本日は、世界的に評価の高いMr.スモーキー、アードベッグ10年をレビューさせていただきました。
アイラモルトを語るには絶対に外せない一本ですし、スモーキーなテイストがお好きであればまず間違いないシングルモルトです。
是非手にとって見てくださいね!
それでは今日はこの辺でおわりにしたいと思います。