みならいです!
今回紹介するのは、東京奥多摩、バテレさんのZenobia(ゼノビア)!
スタイルはサワーTIPA!
度数は10%で、特徴はトロピカルフルーツのニュアンスと厚いボディ・ジューシーな酸味とのこと!
(ずっしり感・満足感がありそうなサワーエール!楽しみ〜!)
今宵は、Zenobia(ゼノビア)のホップ由来の柑橘と酸味のバランスに注目しながらレビューをお届けしていきたいと思います!
参考になれば嬉しいです!
【ビアスタイル サワーエールとは?】
酸味が特徴のスタイルで、上面発酵(エール)ビール。
発酵にビール酵母以外の“野生酵母”や“乳酸菌”などを併用する、酸っぱいビールのスタイルの総称のこと。
大きく区分すると、「アメリカンスタイル」、「ジャーマンスタイル」、「ベルジャンスタイル」などのサワーエールが存在。
サワーIPAは、サワーエールとIPAが融合したスタイル。
バテレ Zenobia(ゼノビア)の概要
概要です!
○ 原材料名:大麦麦芽(アメリカ製造)、小麦麦芽、オーツ麦、ホップ、乳糖、二酸化炭素
○ 使用ホップ:アイダホ7、モザイククライオ、モトゥエカ
※クライオホップは、ホップの苦味や香りのもととなる成分のルプリンのみを抽出し、ペレット状にした濃縮ホップのこと。
○ スタイル:サワーTIPA
○ 度数:10%
○ 内容量:350ml
【使用ホップのアロマの特徴】
・アイダホ7(アメリカ):トロピカルフルーツ、シトラス、メロンなど
・モザイク(〃):タンジェリン、パパイヤなど
・モトゥエカ(NZ):メロン、トロピカルフルーツなど
ビアコンセプト!
いやはや、とても楽しみ・・・
実際に飲んでいきたいと思います!!
バテレ Zenobia(ゼノビア)の香り
まずはグラスへ!
綺麗にニゴっています。
見た目だけだとヘイジーIPA!
グラスに鼻を近づけてみると、サワーエール特有の乳酸菌由来の酸っぱい香り。
その奥から、ホップ由来のトロピカルアロマが見え隠れしています。
サワーらしい酸っぱい香りが6.5、トロピカルな香りが3.5くらいの比率。
パイナップル、オレンジなどのジューシーなニュアンスも感じます!
バテレ Zenobia(ゼノビア)の味
お次に一口!
・・・
おぉぉ〜!想像以上に爽やかで、重くない!!
美味しい〜!
甘みと酸味のバランスがちょうどよくて、酸っぱすぎず、甘すぎず。
飲んでいて度数が10%もあるとは思えない飲みやすさです!
改めて大きく一口。
含んでみると、しっとりした口当たりから、まず感じるのはやわらかい甘み。
甘みの中にオレンジ、パイナップル、レモンなどのフルーツのニュアンスを感じます。
ボディはミディアム以上で、ガスは弱め。
この時点で苦味は、ほんのちょっぴり感んじる程度です。
喉を通るまでは、甘みと柑橘感が口の中を占領していますが、喉を通った瞬間に“これぞサワー”な酸味が襲来。
あわせて、ここでグッとくる苦味と相まって、若干ビターで大人な酸味。
口に含んでからは、「甘み→苦味+酸味」という変化です。
飲んでいて、個人的にはそこまで「フルボディ!重い!」という感覚はなくて、度数5〜7%くらいの飲みやすいサワーエールくらいの感じでした!
前半はとても重厚な甘みを体感できて、その優しさに包まれます。
酸っぱいサワー好きには物足りないかもですが、逆に程よい酸味の方が好きな方にはドンピシャなサワーIPA!
ご縁ありましたら、是非飲んでみてほしいです!