みならいです!
今回紹介するのは、山形県長井市、鈴木酒造店長井蔵さんの“親父の小言 純米酒”!!
鈴木酒造店長井蔵さんといえば、長い長い歴史を持つ蔵で、東日本大震災より前は、福島県浪江町の請戸地区にて営業されていました。
ただ、津波の影響で請戸地区は壊滅的な被災を受け、またFIから数キロメートルの距離ということもあり、震災後は長井市にて酒造りをされてます。
それで!今回ラベルにもびっしり書いてある「親父の小言」なんですが、これ実は、浪江町発祥と言われてるんですね〜!
浪江町にある大聖寺の当時の住職、青田暁仙氏が、1928年(昭和3年)に家訓として、全45ヶ条の小言を残したと・・・
紆余曲折、それが昭和30年代に全国に広まったということで、まさに浪江町発祥の小言!
いやはや、国内では鈴木酒造店長井蔵さんしかつくることのできないブランドというわけですね。
少し前置きが長くなりましたが、今回はそんな“親父の小言”の純米酒を飲んでいきたいと思います!
参考になれば嬉しいです!
親父の小言 純米酒の概要
概要です!
「親父の小言」は、昭和初期に浪江町「大聖寺」の住職暁仙和尚が家族に残した人生訓です。
昭和30年代に浪江町の(株)マツバヤが額装販売したところ、普遍的な道理が綴られた「親父の小言」は多くの人の琴線に響き全国に広まりました。
世代を超え知られる「親父の小言」が浪江町発祥であることを誇りとし、震災を乗り越え多くの方とご家族の絆を固める一助になればと願い醸した酒です。
○ 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)酒造好適米100%使用
○ 精米歩合:65%
○ 度数:15%
○ 内容量:720ml・1,800ml
実際に飲んでいきたいと思います!
親父の小言 純米酒の香り・味
まずは香りから。
(冷酒〜冷やの間の温度でいただきます。)
お米の甘い雰囲気と、ほんのりしたフルーティーさのある香り。
全体的には穏やか。
若干のアルコール感も感じます。
お次に一口。
・・・
おぉ!
口当たりは比較的まろやか。
酸味が強めで、第一印象は甘酸っぱい感じです。
中盤からフィニッシュにかけては、想像よりも辛口で、余韻は結構さっぱり目にササッと消えていく印象を受けます。
う〜ん、うまし!!
まったり甘いような純米酒と逆をいきますが、食中酒として凄く良くて、海鮮全般・刺身・乾き物との相性はピカイチ!
酸味が癖になって、ついつい飲み過ぎてしまうw
辛口でさっぱり、甘酸っぱさが後を引く、凄く美味しい純米酒です!
ご縁あれば、是非飲んで見てください!
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