雑記

新時代のビジネスモデルの検討に必要な要素を考察します!

こんにちは。お酒と音楽をこよなく愛するバーテンダー見習いです。

一昨日、新元号「令和」が発表されましたね!個人的には、国書採用という部分に感銘を受けました。とても良い元号だと思います。

ということで、本日は新時代のビジネスモデルの検討に必要な要素を考察したいと思います。

社会情勢の変化

これまでの時代

これまでは、高度経済成長、それから生活インフラや都市の発展が急速に加速し、経済活動が活発な時代で、道路や橋梁、上下水道などがあっという間に普及して、人が住むエリアや商圏も広がってきた、要は右肩上がりの時代でした。

人口も、全国的に増加傾向にあったし、大都市を中心に人口密度が高くなったのも、これまでの時代の特徴だと思います。

これからの時代①(超高齢社会、人口減少社会が到来する)

一方で、既に現実になりつつありますが、今後は超高齢社会、加えて人口減少というこれまで誰もが経験したことの無い時代が到来することになります。

簡単に言えば、高齢者が多くかつ若者が少ない時代です。国土交通省では、例えば10万人クラスの都市の場合、2040年(今から20年後)には全体の人口の約5割が生産年齢人口(15歳から64歳)、約4割が老年人口(65歳以上)になるというデータを公開しています。概ね、まちを歩っている2人に1人が高齢者ということです。

年金の支給があるのかどうかも分からない、恐ろしい未来が待っているかもです。

これからの時代②(効率的・効果的なインフラ投資のみが可能となる)

このような社会情勢の変化を踏まえると、恐らく今後はいきなり山が切り開かれることも無いし、未開発の田畑が住宅地になったりする可能性はほぼゼロだと思います。大きな幹線道路が整備されたりなども、地方では無いかもしれないですね。

既存の商業エリアの中で店舗が入れ替わったり、コンテンツが変化したりということはあるかと思いますが、結局人口が減少し税収も下がるので、公共インフラは維持工事ばかり、公共的な建築物も機能集約などがメインになってくるのだと思います。

ある意味寂しい時代です( ´Д`)

これからの時代③(スマートシティの構築が進む(Society5.0))

そんな中、現在、内閣府では今後の社会はIOT(Internet Of Things : あらゆるモノがインターネットと繋がる考え方)と連動することを前提とした未来社会の姿Society5.0(現実と仮想空間を融合し、社会課題の解決を図る人間中心の世界)を提唱しています。

ちなみに、これまではSociety1.0(狩猟社会)、Society2.0(農耕社会)、Society3.0(工業社会)、Society4.0(情報社会)となっていました。

なので、近い将来はこれまでの情報社会から飛び抜けた形で、「仮想空間との融合」という部分がかなり重要になってきます。これは間違いないです。今後は、IOTと連動したスマートシティの構築を推進する動きが全国的に出てくるのかなと思います。

ほぼ全てのモノがインターネットと繋がりつつある時代

今はテレビでYouTubeが観れたり、Wi-Fiが発達したりとあらゆるモノがインターネットと繋がって、もはやスマホ1台で仕事ができる時代になっていますよね。

社会情勢の変化も踏まえると、今後は全てIOTをベースにビジネスを考えないと発展・継続できないのかなと思います。

バーテンダーという仕事はどのように変化していくのか

堀江貴文氏が著書「多動力」で、“昔は寿司屋であればある特定の人しか握れなかった、焼肉もその道のプロでないと提供できなかったが、現在は回転寿し店が普及し、焼肉も部位の切り方などをマニュアル化してチェーン店の展開が進むなど、今後は一子相伝のような古い思想は淘汰されていく”といった内容を書いています。

これは私もその通りだと思います。

一方で、日本のバーはチェーン展開などがされておらず、未だにバーは一部のお酒好きがゆっくり楽しむ場所、という意識(文化)が染み付いているし、バーテンダーに関しては一子相伝脳が今も生き残っています。

なので、例えばヨーロッパのパブのような大衆バーがまちなかに普通にあって、かつそこにIOTが連動して、大人であれば誰もが気軽に入れるオープンスペースなバーを作っていくことができれば、現在よりも多くのバーテンダーや店舗の需要が出てくるのかなと思います。

文化を根底から覆すような発想が必要になってくると思います。

まとめ

本日は、新時代のビジネスモデルの検討に必要な要素を考察しました。

まとめると、

・ 今後まちが広がることは無い、ということを前提に商圏を考える

・ IOTの考え方は必須(仮想空間と現実空間の融合)

・ 各種サービスのあり方を根底から覆すような発想が重要

です。

世界を見れば人口が増え続けている国もあるので一概には言えませんが、日本を中心にビジネスを考えていくのであれば、こういった要素(考え方)は必要なのかな、という話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最新の投稿記事はこちら!